ゆず果汁の使い道 はちみつで簡単ゆず茶やシロップにポン酢も手作り

ゆず茶

皮を使ったあとに残った、柚子果汁の使い道をどうしたらいいか困っていませんか。
柚子は皮の香りや風味を利用するだけでなく、果汁にもいろいろな使い道があるのですよ。

果汁の酸味や香りを生かして料理やお菓子に使ったり、はちみつをプラスしてゆず茶にしてもおいしいですね。

この記事では、柚子果汁の使い道についてまとめました。
ゆず果汁を使ったゆず茶やシロップ、ポン酢の作り方も紹介しています。

作り方はどれもとても簡単で、ジュースやお菓子に料理といろいろなものに使えてレパートリーが広がりますよ。
参考にしてくださいね。

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ゆずは果汁も使い道いろいろ

ゆずの風味は芳しく、お吸い物や茶碗蒸しなどにほんの少しの皮をいれるだけで、格段においしさが引き立ちます。

また、青ゆずの皮に青唐辛子と塩を加えた柚子胡椒も、鍋やうどんの薬味として使われますね。
柚子と言えば皮を使うものと思われがちですが、果汁も使い道がいろいろとあるのですよ。

黄ゆずが店頭に並ぶのは10月から2月くらいの間ですが、冷蔵や冷凍することで長期保存が可能なので一年中楽しむことができます。

柚子果汁のいろいろな使い道を紹介しますね。

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ゆず果汁を酢の代わりに料理に使う

柚子果汁は、特別なものだと思ってしまいがちですが、そんなことはないのですよ。

酢には米酢や穀物酢にリンゴ酢など、原料や製造方法によって多くの種類がありますが、柚子果汁も調味料として酢と同じように使えばいいのです。

例えば手羽元の煮物では、ゆず果汁を入れることで鶏肉がさっぱりと柔らかく仕上がります。
スープなどの汁ものにゆず果汁を加えれば、うまみがプラスされて味がぼやけません。

また、大根とにんじんの酢の物だって、お酢の代わりに柚子果汁を使うだけで味がまろやかになって、風味もプラスされるので何もしなくても素材の味が引き立つのです。

私は柚子の香りが好きということもあって、何にでも入れてしまいます。
ちょっとこれは合わないかもと思う料理でも、隠し味として使えば味に深みが出たりまろやかになったりするのですよ。

ゆず果汁はお菓子づくりにも

ゆず果汁は料理だけでなくお菓子にも使い道が多く、レモンと同じ感覚で利用するといいですよ。
例えばチーズケーキのレモンの代わりに柚子果汁を使えば、ちょっと和風なテイストの優しい風味になります。

カスタードクリームに加えれば甘酸っぱさがプラスされて、甘すぎないさわやかな味が楽しめます。

もっと簡単なところでは、お水と砂糖とゼラチンでプルプルのゼリーもおいしいですよ。

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柚子果汁をかけるだけでおいしく減塩

焼き魚や野菜にそのままかければ、柚子の風味と酸味で塩味が薄くてもおいしいので、減塩にも役立つのです。

さんまの塩焼きに大根おろしを添えて、柚子果汁をかけて食べるのなんて最高ですよ。
日本食はどうしても塩分を取り過ぎてしまうので、塩を控えたいときには柚子果汁が大活躍します。

ゆず果汁にはちみつでお手軽ゆず茶

ゆず茶というと、瓶詰めを買って来てお湯に溶かして飲むものだと思ってしまいますが、柚子果汁とはちみつさえあれば、ゆず茶が作れるのですよ。
作り方は混ぜるだけなので、手間も時間もかかりません。

お手軽ゆず茶の作り方

材料
・柚子果汁 小さじ3
・はちみつ
・熱湯 180CC

ゆず茶の作り方手順

1.カップにゆず果汁とはちみつを入れたら、沸騰したお湯を注ぎます。
2.よくかきまぜてはちみつをしっかりと溶かして出来上がりです。

私は酸っぱいのが好きなので、はちみつを少なめにしますが、お好みで好きなようにつくってくださいね。

寒い夜にふうふうしながらゆず茶を飲めば、体も温まるしカフェインもゼロで寝付きもよくなりますよ。

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ゆず茶には、はちみつがおすすめ

柚子果汁をお湯に溶いただけでは、酸っぱくておいしく飲めないので、甘さをプラスするためにはちみつを加えます。

甘さを加えるのには、砂糖よりはちみつがいい理由があるのですよ。

はちみつは吸収が早くて体の負担が少ない

はちみつはブドウ糖と果糖なので、疲労回復に効果的で吸収が早いのです。
そのため臓器にかける負担も少ないというわけなのです。

はちみつは血糖値が安定する

砂糖が吸収されるときには、インスリンが必要なため血糖値が不安定になり、つい甘いものが食べたくなってしまいます。
砂糖はくせになってしまうのですね。

ですが、はちみつなら血糖値が安定するため、甘いものが食べたいという欲求が少なくなるのですよ。

はちみつは砂糖よりも甘くて栄養素も多い

砂糖に比べてはちみつは甘さが1.5倍と強いうえに、カロリーは25パーセント程度低いのです。
そのうえ、はちみつにはビタミンBや鉄分、カルシウムやマンガンなどのミネラル分も多いのですから嬉しいですよね。

ゆず果汁でシロップやポン酢を手作り

ゆず果汁をそのまま保存して料理やお菓子、柚子茶で飲むのもいいですが、ひと手間かけてシロップやポン酢を手作りするのもおすすめです。

手作りのシロップやポン酢は、冷蔵庫で6ヶ月程度保存することができるので、常備しておけば料理のレパートリーが増えますよ。

手作りのいいところは、市販品のような添加物が一切入っていないことです。
添加物が入っていないと、体への負担や影響もないので安心ですし、それにとってもおいしいのですよ。

ゆず果汁を使ったポン酢の作り方

材料
・ゆず果汁 100cc
・しょうゆ 100cc
・みりん 大さじ2杯
・酒 大さじ2杯
・昆布 5センチ程度

ポン酢の作り方手順

1.鍋にしょうゆ、みりん、酒を入れたら沸騰させてアルコール分を煮切ります。
2.昆布を入れたら、冷めるまでそのままにしておきます。
3.冷めたらゆず果汁を加えて、混ぜ合わせます。
4.煮沸して乾燥させたビンに入れて、冷蔵庫で保存します。

とっても簡単ですよね。
市販のポン酢は、ツーンとした薬っぽい味がしたり、後味が悪かったりしますが、これは無駄なものが一切入っていないのでまろやかなのにさっぱりしてるのです。

ポン酢は水炊きなどの鍋料理に使うだけだともったいないですよ。
オリーブオイルにゆず胡椒をプラスしてドレッシングにしたり、鶏肉を焼いて最後に加えてからめたりと、さまざまな料理に使えます。

ゆず果汁を使ったシロップの作り方

材料
・ゆず果汁 100cc
・砂糖 100グラム
・はちみつ 大さじ3杯

柚子シロップの作り方手順

1.ゆず果汁を入れた小さめの鍋を弱火にかけます。
2.砂糖を加えたら、かき回しながらきれいに溶かします。
3.はちみつを加えて、一度沸騰させたら火を止めます。
4.粗熱が取れるまで冷ましたら煮沸して乾燥させたビンにいれて、冷蔵庫で保存してください。

ゆず果汁シロップは、水や炭酸で割って飲むだけでなくパンに塗ったり、煮物に入れたりとあれこれ使えて便利ですよ。

さいごに

柚子は皮を使ったあとに残った果汁だけでも、料理やお菓子と多くの使い道があります。

お酢の代わりに煮物や酢の物、レモンの代わりにチーズケーキやゼリーなどに使えば芳しい香りと爽やかな酸味でおいしくなりますよ。

ゆず果汁にはちみつとお湯を加えるだけで、お手軽なゆず茶の出来上がりです。
はちみつは砂糖に比べて甘みが強く、カロリーが低くて栄養素が豊富などのメリットがあります。

ゆず果汁はそのまま使うのもいいですが、シロップやポン酢にして常備しておけば、ジュースや鍋だけでなくいろいろなものに使えるので便利ですよ。

このように柚子の果汁には多くの使い道があるので、いろいろ試してみてくださいね。

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