結婚したけど、義理の両親にお中元を贈った方がいいのか、迷っていませんか。
贈るとしたら金額の相場はどれくらい?
のしは必要?表書きはどう書いたらいいの?などなど・・・いろいろと悩みますよね。
義理の両親へのお中元についてまとめたので、参考にしてくださいね。
義理の両親へお中元は必要?
義理の両親にお中元を贈った方がいいのかどうか悩みますよね。
義理の両親へのお中元をどうしたらいいか?迷った場合は、
1.義理の両親の考え方や地域のしきたりはどうなっているのか?
2.ご主人の既婚の兄弟は両親にお中元を贈っているかどうか。
を参考に決めるのがいいですよ。
お中元はもともと、目下から目上の方への身内以外への贈り物でしたが、現在は立場の違いなどにかかわらず贈られる場合も多くなっていますね。
ですから、お中元を誰に贈るかの決まりはありませんので、基本的には夫婦で話し合って決めればいいことです。
とは言っても、義理のご両親に贈るかどうかで悩むのならご主人のご実家がどういうふうにされているかに、合わせるのがいちばんです。
義理のお母さんが、お姑さんに贈られているかどうか、ご主人の兄弟はどうされているか?、その地域独特のしきたりがある場合もあります。
お中元をやり取りする習慣が無いお宅に贈ってしまうと、かえって戸惑われることになりかねません。
その逆で、親子や兄弟、親戚間でのお中元を贈るのを当たり前と考えているお宅なら、贈らないことを非常識だと思われるかもしれませんしね。
もちろん、無理をする必要もありませんので、最後はご主人と話し合っておふたりで決めてくださいね。
注意したいのは、お中元は1回でやめられないことです。
ずっと続けることを前提にしていて、最低3年間は継続することがマナーになっています。
また、お中元を贈ればお歳暮も贈らなければいけませんので、思いつきで贈ってしまうと、なかなか辞められず困ったことになってしまうので注意してくださいね。
贈るか贈らないかが決められない場合は、今回は「暑中お伺い」で贈っておいて、ご両親の反応を見て来年以降どうするかを決めるというのも方法のひとつですよ。
お中元を両親に贈るときの金額の相場は?
義理の両親へお中元を贈る場合、金額の相場は3,000円~5,000円程度です。
または、既婚の兄弟がいらっしゃる場合は、その相場に合わせるというのも、ひとつの方法です。
地域の相場やしきたり、長男より出しゃばってはいけないなどを重んじる家庭もありますよ。
何でも周りに合わせることがいいとは思いませんが、そうすることで丸く収まる場合もありますしね。
お中元の継続とお歳暮も
考えておきたいのが、お中元は今年だけのものではないということです。
途中でやめることは難しくなりますし、お中元を贈るとなるとお歳暮も贈ることになります。
そうなると、最初の年に値段の張るものを贈ってしまうと、来年以降値段を下げるのも気が引けます。
それに、お歳暮はお中元と同等かそれより上の金額の物を贈るのが普通ですので、そのへんのことも頭に入れて最初のお中元の金額は慎重に決めましょう。
もちろん気持ちの問題ですので、見栄を張らずに長く続けられるように無理の無い金額にするのが大切ですね。
お中元を両親に贈るときののしの表書きは?
お中元ののしの表書きの下段には、苗字だけを書くのが普通です。
ですが、ご主人の名前と実家の名前が同じだと何だか変な感じがしませんか?
もちろん間違いではないのでそれでも良いのですが、私は義理の両親にお中元を贈る場合ののしには、下の名前も入れるようにしています。
既婚の兄弟がいる場合や、親戚からもお中元が集まるお宅の場合、みんな苗字が同じになってしまうので分かりやすくするためです。
お中元を仏さまにお供えする場合
田舎の地域では、お中元を頂戴したら熨斗が付いたまま、まずは仏さまにお供えする家も多いです。
そういったお宅では、仏壇の前に外のしが付いたお中元が、ずらりと並びますので、お盆などで親戚が集まった際に、皆さんの目にふれることになります。
そうなると熨斗に下の名前を書いておくと分かりやすいですし、逆に名前が無いことで贈っていないのでは?と見られて、肩身が狭い思いをしたという話も聞きます。
通常は内のしですが、飾ることを前提にすれば外のしがいいことになりますので、その辺のことを確認しておくといいですよ。
※内のし(内熨斗)とは、品物に直接のしをかけてから包装紙で包むことです。
外のし(外熨斗)は、品物を包んだ上からのしをかけます。
ですから、外のしは包装を開かずに誰からのものかが分かることになります。
さいごに
義理の両親にお中元を贈るかどうかで迷ったら、ご主人の両親の考えや既婚のご兄弟が
どうされているかで決めましょう。
両親にお中元を贈る場合の相場は、3000円~5000円程度ですが、ご主人の兄弟に合わせるのもひとつの方法です。
お中元は今年1回でやめることは難しいですし、お歳暮の金額はお中元と同等かそれ以上が普通です。
そういったことを頭に入れて、お歳暮や来年以降のことも考えて夫婦で話し合って金額を決めるようにしましょう。
お中元のしの表書きの下段は、ご主人の名前をフルネームで書くことをオススメします。
名字だけでも良いですが、兄弟や親戚のお中元が集まるお宅の場合は、下の名前が入っているほうが分かりやすいためです。
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