お中元のお礼は電話でもいいの?かける時の言葉と暑中見舞いの文例は?

電話

お中元をいただいたけれど、お礼は電話だと失礼になるのか?
やっぱり、封書のお礼状を送った方がいいのか?と疑問に思いますね。

また、お礼の電話をかけたいけれど緊張するし、何を話したらいいのか分からなくて苦手な人多いですね。

今回は、お中元のお礼は電話でもいいのかや、電話でお礼を伝えるときの電話のかけ方や言葉の伝え方をまとめました。

また、お礼状を暑中見舞いとして出すときの送り方などもお伝えします。
参考にしてくださいね。

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お中元のお礼は電話でもいいの?

お中元が宅配便で届けられたら、まずは真っ先に送っていただいた方にお礼の電話をかけるようにしています。

親しい方には電話のお礼でもいいけれど、目上や気を遣う方にはお礼状を出すのが礼儀だという考えもありますね。

ですが、お中元をいただいた嬉しい気持ちが伝わるのはやっぱり電話が一番です。
電話だと声の調子で喜びが伝わりますし、文字にはできない表現ができますよ。

それに、お中元を送った方は、「品物が無事届いただろうか」「喜んでもらえたかな」「生ものだから新鮮なうちに召し上がってもらいたい」などと気を揉んでいます。

ですから、何はともあれ「お中元が無事に届きました」「ありがとうございます」をすぐに連絡することで安心してもらえますよ。

電話で注意することは?

・電話をかける時間帯に注意する

朝9時以降から夜9時位の間で、食事時をはずすのが常識的だとされていますが、それぞれのライフスタイルに違いがあります。

朝が遅い家庭もあれば、自営業でお客さんが立て込む時間帯があるお宅もありますね。

小さなお子さんがいる家庭では、夜9時以降くらいの方がゆっくりされてるかもしれません。
相手の方の都合が良さそうな時間帯に架けるといいですね。

・静かなところからかける

ペットの吠える声が響いたり、テレビの音が大きかったりなど、架ける側はいつもの事だと気がつきませんが、受けた方はうるさいと思うこともありますよ。

特に携帯電話で外からかける時は、電車や車に他の人の話し声など意外に大きいので要注意です。

お中元のお礼の言葉は特別な言葉を使わない

 
「お中元をいただいたお礼を言葉で伝える」それだけのことですが、慣れない相手だと緊張しますね。

電話をかけるのが苦手という方も多いですが、実は私もそのひとりなのですよ。
特に目上の方と話すときなど緊張すればするほど、何を言ってるのか自分でも分からなくなくなってしまいます。

そんなことにならないように、お中元のお礼の言葉や伝える内容をメモして、頭を整理してからかけるようにしています。

お中元のお礼の言葉 電話のかけ方

「○○様のお宅でしょうか。」
「お世話になっております。○○でございます。」

「ご無沙汰しておりますが、お変わりありませんか?」
「はい。おかげさまで家族みんな元気に過ごしております。」
「今、少しお時間よろしいでしょうか?」

「さきほど、宅配便で○○が届きました。ありがとうございます」
「○○は、子どもたちも大好きで、大喜びしてます」
「いつも、お心遣いいいただいて本当にありがとうございます」

「まだまだ暑い日が続くようなので、お身体気をつけられてください」
「奥様にもよろしくお伝えください。失礼いたします」

このような流れで進めます。

特別な言葉を使おうとすると不自然になって、返って気持ちが伝わらないことになるので、普通の言葉でゆっくりと話すようにしています。

食べ物の場合、「ごちそうさまでした」は止めた方がいいですよ。
「いただきます」の前に食べてしまったということで、行儀が悪いと受け取られることもあるようです。

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お中元のお礼の電話をかけたら不在だった場合

電話に誰も出ない場合は、留守電に切り替わる前に電話を切ることにしています。
お礼の言葉は直接お伝えしたいですし、メッセージを残すと先方に折り返しの電話をしてもらうことになるかもしれません。

また、留守電に切り替わった後で電話を切ると、無言電話となり失礼です。
着信記録が残る電話機や携帯電話の場合は、先方にかけ直してもらうことになってしまうのは、申し訳ないのですが仕方ありませんね。

お中元の送り主は不在でご家族が出られた場合

お中元を送ってくれた方が不在で、ご家族が出られたときに、お礼を言った方がいいかは難しいところですね。

その方がお中元を贈ったことを知っていれば問題ないのですが、「内緒にしている」「知られたくない」ということもありますので気をつけた方がいいですよ。

お中元のお礼に暑中見舞いを送るのはどんな時?

忙しい方なので、お礼の電話をするのが気が引ける。
お中元のお礼電話を数回したけど、繋がらなかった。
電話でお礼は伝えたけれど、言葉が足りなかった。
お中元に添え状が同封されていた。

そんなときは、暑中見舞いや残暑見舞いを送って、お中元のお礼の気持ちを伝えるようにしています。

お中元のお礼の暑中見舞いは無地がいいの?

お中元のお礼のはがきは無地じゃないと失礼になるなんていうことはありません。
私は、お中元のお礼の暑中見舞いは、季節を感じられるイラスト入りのはがきや「かもめ~る」で出しています。

「かもめ~る」は毎年夏の時期に郵便局が販売している「暑中見舞い」「残暑見舞い」に使える絵柄入りのはがきです。

毎年変わるひまわりや海などのイラストが夏らしいですし、「くじ付き」なのですよ。
現金や切手シートが当たるので、受け取った方にも喜んでもらえますね。

お中元のお礼を伝える暑中見舞いの文例

暑中お見舞い申し上げます。
厳しい暑さが続いていますが、お変わりございませんか。
こちらは、おかげさまで元気に過ごしています。

先日は○○を送っていただきありがとうございました。
子どもたちも大好物なので家族皆でおいしくいただきました。

今年は暑さが長引く予報が出ています。
お身体に気をつけられてお過ごしくださいますよう、お祈り申し上げます。

令和元年 盛夏

梅雨明けから立秋(8月7日頃:年によって異なる)までが、暑中見舞いで、立秋を過ぎたら、残暑見舞いとなります。

字が上手じゃないので、手紙を書くのが苦手という人もいますが、手書きだからこそ気持ちが伝わるということもありますよ。

さいごに

お中元のお礼が電話では失礼なんていうことはありません。
お中元を受け取ったらまずは、お礼の電話をかけましょう。

お中元を贈ってくれた方に安心してもらい、こちらの感謝や嬉しい気持ちを伝えるためです。

電話は、先方のライフスタイルを考えて迷惑のかからない時間帯を選びます。
かけるまえにお礼の言葉をメモしておけば、頭が整理できて緊張しなくて済みますよ。

電話で伝えるのは、
1.あいさつ
2.お中元が届いたこと
3.お中元を受け取った感謝の気持ち
4.相手の方への気遣い
これらのことを自分の言葉で伝えるようにします。

相手の方と電話が繋がらない場合や電話をかけにくいときは、暑中見舞いや残暑見舞いにお中元のお礼の言葉を添えて出すといいです。

はがきは、季節に合わせたイラストのものや「かもめ~る」などがおすすめですよ。


■ お中元のまとめ記事はこちら

夏のごあいさつのお中元ですが、知っているようで迷うことって多いですね。 この記事では、お中元を送る時期や熨斗や添え状、お礼やお返しの方法などについてまとめました。 また、義理の両親や喪中のお宅や亡くなった家族へのお中元についての対応もお伝えします。

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