鍋の焦げ付きの落とし方 ステンレスとアルミの違いと外側は?

鍋の焦げ

鍋を焦がしてしまって、もう取れないとあきらめていませんか。
まっ黒に焦がした鍋でも、ピカピカに復活させることができますよ。

鍋の内側だけでなく外側の焦げもきれいに取る事ができるので、あきらめて捨ててしまう前に、焦げ落とし試してみてくださいね。

鍋の焦げはステンレスやアルミなどの材質によって、落とし方が違うのですよ。

この記事では鍋が焦げてしまった時の。ステンレスとアルミそれぞれでの落とし方をまとめました。

また、内側の焦げだけでなく外側の焦げについての落とし方も紹介しています。
焦げてしまったお気に入りの鍋、復活させてくださいね。

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鍋の焦げの落とし方、ステンレス製では?

鍋を結構焦がしてしまうことが多いのですよ。
他に気を取られていたり、まだいいだろうと思っていたら汁が煮詰まって焦げていた、なんていうこともしばしばです。

おかずがちょっと苦くなってしまうのも困りますが、焦げが落ちなくて鍋をひとつダメにしてしまうのは本当にもったいないですよね。

鍋の焦げは材質によって落とし方が違いますが、ステンレス製の鍋を使われてるお宅が多いじゃないかと思います。

そこでステンレス製の鍋について、簡単な鍋の焦げの落とし方を紹介しますね。
私はこの落とし方のおかげで、焦がしてしまうことは多いのに、鍋をダメにせずに助かっています。

ステンレス製鍋の焦げの落とし方

ステンレス製の鍋の焦げ落としには、重曹を使います。

ステンレス鍋焦げの落とし方手順

1.鍋に焦げた部分が十分浸る量の多めの水を入れます。

2.水1カップに対して、大さじ2杯程度の重曹を入れたらよく混ぜて溶かします。

3.鍋を火にかけたら強火で沸騰させます

4.沸騰したら火を中火に弱めて、小さくコトコトしながら10~15分程度煮ます。
このとき焦げが水にずっと浸かっていないと、その部分の焦げが落とせずに残ってしまうので注意してくださいね。
沸騰させすぎて吹きこぼれたり、水が少なくなりすぎたりしないように気をつけてください。

5.10~15分経ったら火をとめて、そのままお湯がさめるのを待ちます。

6.お湯が完全に冷めたら、スポンジでこすってみてください。
スルスルッと、焦げがはがれて浮いて来るはずです。
すごく気持ちいいのですよ。

7.水を捨てたら、落としきれていない焦げをタワシでこすって落とします
それほど強くゴシゴシしなくてもポロポロ焦げが落ちますよ。
焦げの落とし方のコツは、水が少なくならないようにコトコト煮ることです。

また、お湯が冷めてないのに、無理矢理こすって取ろうとしてもキズがつくだけなので、自然に冷めるまで待つことが上手な落とし方のポイントです。

ステンレス製の鍋なら、ひどい焦げでもこの方法ならスルッと取れますよ。
私もこの落とし方を知ってからは、鍋をダメにすることがなくなりました。

鍋の焦げの落とし方、アルミ製では?

鍋はステンレス製だけではなくて、アルミ製も多いですね。
私の家では、雪平鍋をサイズ違いで使っていますが、全てアルミ製です。

アルミ鍋はステンレスに比べて、軽くて熱が伝わりやすくていいのですが、焦げ付くとなかなか取れないのが困ったところです。

アルミ鍋の焦げは、クエン酸と中性洗剤で落とす

焦げの落とし方は、ステンレス製とアルミ製は違うので注意してくださいね。
アルミ製鍋の焦げには、クエン酸と台所用の中性洗剤を使います。

以前、ステンレスと同じようにアルミ鍋の焦げを重曹で取ろうとしたら、鍋が黒ずんでしまったことがありました。
重曹はアルカリ性なので、アルミ製品に使うと黒くなってしまうのですね。

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アルミ製鍋の焦げの落とし方

1.鍋に焦げた部分が十分浸る量の水を入れます。

2.水1カップに対して大さじ1杯程度のクエン酸と、台所用の中性洗剤を少量入れたらよく混ぜて溶かします。

3.鍋を火にかけて沸騰したら火をとめて、一晩放置します。

4.鍋の水を捨てたら、直射日光が当たるところに2~3日干します。

5.鍋の焦げが浮いてくるので、プラスチックのヘラなどで剥がします。
それまで鍋と密着していた薄い焦げの層がはがれてくるので、かさぶたを剥ぐようにヘラやカードではがして行きます。

焦げの落とし方のコツは、こするというよりも薄い層を少しずつ引きはがす感じです。
焦げ方がひどいと一気にスルリとはいきませんが、じっくりやれば取れますよ。

鍋の外側の焦げの落とし方、どうすればいい?

鍋の外側も内側ほどではないですが、焦げ付くことってありますね。
外側の小さな焦げは、洗剤と金属たわしでガリガリやればたいていの場合は取れてしまいます。

洗剤はステンレス鍋なら重曹とクリームクレンザーを、アルミ鍋ならクエン酸とクリームクレンザーを混ぜて使うといいですよ。

鍋の外側の焦げは、油や調味料などが付着したところが焦げるので、火にかける前に拭くようにすれば大きな面積が焦げることはなくなります。

鍋の外側のがんこな焦げの落とし方

洗剤と金属製タワシでこすっても外側の焦げが落ちないときは、焦げた鍋より一回り大きめの鍋やフライパンの重曹水やクエン酸水に焦げ部分を浸して落とします。

外側の焦げの落とし方も、内側の場合と方法は基本的には変わりません。

1.大きめの鍋に水を入れたらステンレスなら重曹を入れて、アルミならクエン酸と中性洗剤を入れて沸騰させます。

2.沸騰したら焦げを落としたい鍋の外側が浸かるように入れて10分程度煮たあと、お湯が冷めるまで放置します。

3.その後タワシなどで、焦げを落とします。

4.焦げの落ちが悪いときは、天日で2~3日干してくださいね。

鍋の外側の焦げ落としでの注意点

大きめの鍋に焦げた小さな鍋を入れますが、それぞれの材質に注意する必要があります。
焦げを落とす方の鍋の材質だけでなく、器になる方の鍋の材質にも気をつけてくださいね。

重曹・クエン酸と鍋の材質について
  ■重曹でもクエン酸でも大丈夫な材質:ホーロー・土鍋
  ■重曹が使えない材質:銅・鉄・アルミ
  ■クエン酸が使えない材質:鉄

さいごに

ステンレス製の鍋の焦げの落とし方は、重曹を溶かした水を10~15分程度煮たあとにそのまま冷ませば焦げがスルッと取れます。

アルミ製の鍋は、重曹を使うと黒ずんでしまうので、クエン酸と中性洗剤を使います。
アルミ製はステンレスに比べて焦げが取れにくいので、クエン酸水と中性洗剤に浸したあと一晩放置して水を捨て、天日に2~3日間干すのが落とし方のポイントです。

鍋の外側の焦げの落とし方は、重曹やクエン酸とクリームクレンザーでこすれば、小さな焦げなら落とすことができますよ。

鍋の外側のがんこな焦げは、重曹水やクエン酸水を入れた大きめの鍋に浸して内側の時と同じ手順で落とします。

私はこの焦げの落とし方のお陰で、鍋を焦がしてダメにすることがなくなりました。
この方法を知っていれば、焦げ焦げの鍋でも復活させることができますよ。
ひどく焦げたからとあきらめる前に、試してみてくださいね

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