歯ブラシの汚れ、気になるけど落とし方がわからずに困っていませんか。
私も、歯ブラシの根元に粉の固まりが残って黄ばんだり、食べかすなんかも挟まったりして不潔だと気になっていました。
歯ブラシは口に入れるものなので、汚れが落ちれば洗剤や洗浄方法は何でもいいという訳にはいきません。
洗浄力もあって臭いも取れてしかも簡単なのが、ポリデントなどの入れ歯洗浄剤を使う方法です。
この記事では、入れ歯洗浄剤を使った歯ブラシ汚れの落とし方と、ポリデントなど入れ歯洗浄剤の成分が効果的な理由についてまとめました。
また、歯ブラシの根元に歯磨き粉を残さずに歯磨きする方法についてもお伝えします。
とっても簡単なので参考にしてくださいね。
ポリデントを使った、歯ブラシ汚れの落とし方は?
歯ブラシの汚れ、気になりますね。
食べ物のカスや歯垢がブラシの間に挟まってそのままになると細菌が繁殖したりカビが生えたりと大変なことになってしまいます。
歯ブラシは直接口に入れる物だから、いつも清潔にしておきたいけれど、水ですすいだだけでは汚れは取れません。
でもポリデントやパーシャルデントなどの入れ歯洗浄剤を使えば、浸け置くだけで汚れを落として除菌や臭いまで取ってくれるのですよ。
入れ歯用の洗浄剤なので、口に入れる歯ブラシに使っても安全です。
浸け置くだけなので、面倒な手間も無くキレイになって臭いも取れるので本当に嬉しくなりますよ。
それに1回あたり10円程度しかかからないので、費用の面からもとっても経済的なのです。
1箱買っておけば、1年以上は軽く持ちますよ。
ポリデントなどを使った歯ブラシ汚れの落とし方を紹介しますね。
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歯ブラシ汚れの落とし方
準備するもの
■入れ歯洗浄剤:ポリデント・パーシャルデントなど
■つけ置き用の容器:プラスチックや陶器製で深さのあるもの
金属やクリスタルガラス、漆器などは容器を変質させてしまうかもしれないので使わないでくださいね。
■お湯:150㎖程度(40~50℃)
汚れの落とし方手順
1.150㎖程度のお湯(40~50℃)に洗浄剤を1錠入れます。
お湯の温度の40~50℃は、お風呂よりも少し熱い程度です。
温度が低いとポリデントなど薬剤の発泡が弱くなって、その分洗浄力が落ちてしまいますよ。
気泡の力で汚れを物理的に取るので、泡は勢いよく出る方がいいのですね。
2.すぐに歯ブラシを浸します。
お湯にポリデントなどの入れ歯洗浄剤を入れると、シュワシュワと細かい気泡が出てきます。
この気泡が汚れを取るパワーになるので、すぐに歯ブラシを浸します。
歯ブラシの本数は、まとめて数本入れても大丈夫ですよ。
3.一晩しっかりとつけ置きます。
1時間程度でも汚れは取れますが、しっかりと除菌漂白するためには一晩つけ置きます。
夜の歯磨きが終わったあとにつけ置いておけば、翌朝きれいになっていますよ
4.歯ブラシの根元部分に残ったカスを楊枝などでかき出します。
一晩つけ置くと除菌漂白はできていますが、歯ブラシの根元部分に歯磨き粉などが残っている場合があります。
そのときは楊枝や竹串を使って、歯磨き粉などのカスをかき出します。
乾いているときと違って、汚れは簡単に取り除くことができますよ。
5.洗浄液を流水でよく洗い流します。
洗浄が終わったら、洗浄液やカスなどが残らないように流水でしっかりと洗い流します。
このとき洗浄液の匂いが残っていて気になるかもしれませんが、乾くと消えてしまいます。
水分を拭き取ったら、風通しのよいところにブラシを上にして立てて保管してくださいね。
風通しが悪いとカビや菌が繁殖しやすくなるので、注意してください。
6.洗浄液の容器をすすぎます。
洗浄液が入っていた容器は、ヌルヌルするので流水ですすぎます。
長々と説明してしまいましたが、要は40~50℃のお湯に歯ブラシを浸け置きするだけです。
本当に簡単に汚れだけでなく殺菌までできるのですから嬉しいですね。
洗浄液や洗浄剤を誤って口にしないように注意
歯ブラシの洗浄液をジュースなどと間違えて、子どもさんや高齢者の方が誤って飲んでしまう事故が増えています。
歯ブラシの洗浄中は、手が届かない場所や見えないところに置くなど誤飲に注意して、使用後の洗浄液はすぐに捨てて容器はすすいでください。
また、ポリデントなど洗浄剤をお菓子と思って口に入れてしまうことも考えられるので、保管場所に気をつけてくださいね。
歯ブラシの洗浄にポリデントが効果的な理由
ポリデントなどの入れ歯洗浄剤には、発泡剤、酸素系漂白剤、界面活性剤、漂白活性化剤、酵素、消臭剤などの成分が使われていて、相乗効果で汚れを落とします。
メーカーや商品によって多少の違いはありますが、だいたい同じような成分です。
それぞれの成分の働きや効果について紹介しますね。
入れ歯洗浄剤の効果と働き
酸素系漂白剤
漂白や殺菌効果があります。
歯ブラシの細菌を殺して、カビや臭い、黄ばみを取り除いて防止してくれます。
歯ブラシの根元が、黒くなっていたりピンク色になっていることがありますね。
黒いものは黒カビで、ピンク色は酵母菌の一種です。
カビ菌や酵母菌、虫歯菌や歯周病などの原因となる菌を殺菌してくれる効果があります。
界面活性剤
油分の汚れを水になじませてはがれやすくさせ、付着した油汚れを界面活性剤が包んで落とします。
一度落とした汚れは界面活性剤の働きで、再度付着することがありません。
石けんや食器用洗剤などは、この界面活性剤の働きで汚れを落としているのですね。
酵素
酵素にはたんぱく質やでんぷん、脂肪分を分解する働きがあるので、根元やブラシについている食べかすや歯垢を取り除くのに力を発揮します。
消臭剤
消臭剤のDEOATAKは、植物由来の消臭剤で天然のポリフェノールの消臭効果を酵素の力で強くしたものです。
歯ブラシやいろいろな匂いが付着するので、強力に消臭できるのは嬉しいです。
臭いって結構気になりますからね。
発泡剤
歯ブラシの細かい部分に、発泡剤によるシュワシュワした気泡がぶつかって付着した汚れをはぎ取る効果があります。
細かな気泡がブラシとブラシの間に入り込んで作用するので、浸け置くだけでは取れないものを物理的に取り除くことができるのです。
気泡と有効成分との二重の効果で一層効果が出るのですね。
ポリデント洗浄液で注意すること
■洗浄液を繰り返し使わない
洗浄液の使い回しは、洗浄や漂白効果が無くなるだけでなく菌が繁殖して洗浄と逆効果になってしまうので、一度使った洗浄液は毎回捨ててください。
■洗浄液の作り置きはせずに、その都度つくる
洗浄液は、気泡にも効果があるので作り置きをしていると効果が薄れるし、細菌が繁殖することもありますよ。
歯ブラシの根元に歯磨き粉が残らない磨き方は?
ポリデントなどの入れ歯洗浄剤につけ置き洗いすれば、汚れや除菌に臭いまで取れますし、ブラシの根元に残った歯磨き粉やカスも爪楊枝などでかき出せば簡単にキレイになります。
ですがなるべくなら、歯ブラシの根元に歯磨き粉が残らない磨き方したいですよね。
特別気にしなくても、歯ブラシに歯磨き粉なんて全く残らない方もいますが、私はいっぱい残ってしまい困っていました。
でも、ちょっとしたことで解消したので紹介しますね。
歯ブラシの根元に歯磨き粉が残らない歯磨き方法
1.歯ブラシを水に濡らします。
2.歯磨き粉を歯ブラシ全体に薄くのばすように取ります。
歯ブラシの一部分だけに歯磨き粉を厚くのせてしまうと、そのまま歯に押しつけられて根元部分に入り込んでしまいます。
歯磨き粉を薄くのばせば、下に入り込む前に水分と混じって泡になります。
泡になってしまえば、たとえ歯ブラシの根元部分に入り込んでも水ですすげば簡単に洗い流すことができますよ。
3.歯ブラシをもう一度水に濡らします。
歯磨き粉をつける前に水に濡らしましたが、ここもう一度濡らします。
水分をしっかりとブラシに含ませることで、歯磨き粉に水分を加えて泡だてることができます。
水分が少ないと歯磨き粉はそのままブラシとブラシの束の間に入り込んでしまいます。
このように、ちょっとした工夫で歯ブラシの根元に歯磨き粉を残すことなく、きれいに保つことができますよ。
さいごに
歯ブラシは食べかすや歯垢、歯磨き粉がブラシの間に残ると細菌が繁殖してカビが生えたり臭いが発生したりと不衛生です。
そんな歯ブラシの汚れの落とし方で、簡単で効果的なのはポリデントなどの入れ歯洗浄剤を使うことです。
入れ歯も口に入れるものなので成分的にも安心だし、浸け置くだけで汚れや臭いが取れてしまうのでとっても簡単ですよ。
入れ歯洗浄剤の、除菌や漂白成分などの相乗効果で歯ブラシの汚れも効果的に落としてくれます。
本当にお手軽なのでポリデントによる、歯ブラシの洗浄試してみてくださいね。
また、歯ブラシにうすく歯磨き粉をつけて水分多めに磨くことで、歯ブラシの根元に粉が残ることもありませんよ。
すっきり清潔に、歯ブラシ保ってくださいね。