緑のカーテンにはゴーヤがおすすめ!デメリットとキュウリとの比較も!

緑のカーテン

緑のカーテンにはゴーヤがおすすめって聞くけれど、本当でしょうか。
ゴーヤのどんなところが、緑のカーテンにおすすめなのか気になりますね。

緑のカーテンにおすすめのゴーヤでも、きっとデメリットもあるはずです。

つる性植物で実が食べられるものにはキュウリもありますが、緑のカーテンに向いているのかや、ゴーヤとどう違うのかも疑問ですね。

この記事では、緑のカーテンになぜゴーヤがおすすめなのかや、ゴーヤのちょっと残念なデメリットをまとめました。

また、キュウリとゴーヤを比較して緑のカーテンを作る場合の違いや、特徴についてもお伝えします。
緑のカーテンをつくるときの参考にしてくださいね。

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緑のカーテンにゴーヤがおすすめなのはなぜ?

緑のカーテンと聞いて、真っ先に何を思い浮かべますか。
やっぱりゴーヤが一番多いんじゃないかと思います。

緑のカーテンにはゴーヤがおすすめだと言いますが、何がおすすめなのか気になるところです。
ゴーヤがおすすめなポイントは、たくさんあるのですよ。

緑のカーテンにゴーヤがおすすめな理由

■病気や虫に強い
ゴーヤは初めて植物を育てる人でも、失敗が少ないと言われています。
その一番の理由は、病気にかかりにくいことが上げられます。

また、虫もつきにくいので消毒をする必要がほとんどありません。

アブラムシがつくことはありますが、他の植物に比べるとずっと少ないので育てやすく、緑のカーテンにはとってもおすすめです。

■夏の暑さに負けない
なんと言ってもゴーヤは暑さが大好きです。

逆に温度が低い方が苦手なので、温度が高い夏の緑のカーテンにはピッタリおすすめの植物といえますね。

■成長するのが速い
ゴーヤはツルを伸ばして、どんどん成長するスピードが速いのもおすすめなポイントです。

短期間でしっかりと成長して葉を増やしながら伸びてくれるので、緑のカーテンとして最適なのですね。

■葉がちょうどいい
ゴーヤの葉っぱは、やつでのような形をしていて、色はちょっと黄緑がかった緑色です。

葉の厚さは、「へちま」のように厚すぎず、かといってすごく薄いわけでもないのが、ちょうどいいのですよ。

適度に光と風を通してくれるところが、緑のカーテンにおすすめな理由です。

■実が食べられる
ゴーヤは好き嫌いは分かれますが、生でも炒めても食べることができるビタミンCが豊富な夏におすすめな野菜です。

やはり食べられる実がなるというのは、嬉しいですね。

■誘引が簡単
ゴーヤがネットに巻き付いて全体に広がってくれるように、誘引します。
伸びて行って欲しい方向に、子つるや孫つるを誘導するのが簡単なのもおすすめです

ゴーヤで緑のカーテンをつくるときのデメリットは?

ゴーヤは緑のカーテンをつくるのに、とても適していますが、デメリットもあります。

ゴーヤの緑のカーテンでのデメリット

■水やりが大変
ゴーヤのデメリットは、毎日の水やりが大変のところですね。
ゴーヤは1日に2回は、たっぷりの水を与えないとぐったりとなってしまいます。

夏の炎天下では、朝たっぷりと水を与えていても午後2時くらいになるとしょんぼり元気が無いなんていうこともよくあるのですよ。

ですから家族揃っての夏休み旅行は、ちょっと難しいかもしれません。

プランターですと水の量的には大量に必要なわけではないのですが、1日やらないのは厳しいですね。

■1年草なので、その年限り
どんなに上手に育てても、ゴーヤはその年限りで枯れてしまうのもデメリットです。

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ですから、翌年も緑のカーテンを作ろうと思ったら、また種子を撒くところから始めないといけません。

緑のカーテンでもパッションフルーツは多年草ですので、同じ株から次の年以降も育って花や実をつけてくれます。

あさがおでは一部の品種が宿根草なので、冬の間は枯れているようにみえても翌年にはまた芽が出て成長します。

ゴーヤは、毎年種子から育てないといけないところがデメリットですね。

■刈取りや片付けが大変
夏も終わり頃になると、ゴーヤの実も殆どならなくなって、10月に入る頃には、葉もだんだんと落ちてきます。

一年草のゴーヤは、次の年もそのまま育つわけではありませんので全て片付けなければいけません。

この片付けが、実は大きなデメリットなのです。
根を引き抜いて、ネットに巻き付いているつるをはずすのですが、これが結構大変です。

ゴーヤは葉の数も多いので、葉やつるに茎にとゴミ袋はすぐにいっぱいになってしまいます。

そのまま放っておくわけにはいかないので仕方ないのですが、時間もかかりますし重労働です。

ネットや支柱もはずして片付けなければいけませんしね。
これが、一年草であるゴーヤのデメリットです。

緑のカーテンでのキュウリとゴーヤの比較

ゴーヤは実が食べられるところが、大きな魅力のひとつですが、つる性野菜のキュウリも緑のカーテンに適していますね。

そこで緑のカーテンのキュウリとゴーヤ比べてみました。

■病気や虫の害について比較
キュウリはゴーヤより病気になりやすい分、育てるのが難しいのですね。

キュウリは、葉や茎が粉がついたように白くなる「うどん粉病」なりやすいですし、アブラムシなどの虫もゴーヤよりキュウリの方がかなり多いのが難点です。

■植え付け時期と生育の適温
キュウリは、5月の上旬に植え付けて20℃~30℃が生育の適温です。

ゴーヤは、5月上旬から中旬頃に十分暖かくなってから植え付けて、生育の適温は25℃~30℃です。

植え付けの時期としてはだいたい同じですが、ゴーヤは温度が低いと育ちが悪くなります。

■緑のカーテン期間
キュウリは、5月の下旬から8月の上旬まで葉が茂って、実も収穫できます。

ゴーヤは、実が成りだすのが7月の上旬からで、10月まで実の収穫を楽しむことができるのです。

キュウリは、早く成り出して8月の上旬に終わってしまうので、夏の暑い盛りにはピークを過ぎてしまうことになりますね。

それにキュウリは、短期間の間に集中して実がなるので、収穫時期が少し遅れただけでおばけのように大きくなることもありますよ。

キュウリは、早い時期から下の方が枯れて、葉が無くなってしまいます。
そのため緑のカーテンとしては、物足りなく感じますよ。

キュウリとゴーヤを比較すると、育て易さや葉や実がなる期間が長いことなどから、ゴーヤの方がキュウリよりも緑のカーテンに向いているといえますね。

さいごに

緑のカーテンにゴーヤがおすすめな理由は、いろいろあります。

なんと言っても病気に強くて虫もつきにくく、夏の暑さに強くてぐんぐんとつるを伸ばして成長するところが、緑のカーテンにはゴーヤがおすすめなのですね。

ゴーヤの実にはビタミンCが豊富に含まれていますし、いろいろな調理方法で食べられるのも魅力です。

ゴーヤのデメリットは、水やりを朝と晩にタップリと与えなければしおれてしまうことです。
一年草のゴーヤはその年限りで枯れてしまうので、植え付けから片付けまで毎年行なわなければいけないところもデメリットです。

キュウリも緑のカーテンに適していますが、ゴーヤに比べて育てにくいのが欠点です。
また、緑のカーテンとしての期間や実がなる時期もゴーヤに比べてキュウリが短いのです。

このようにゴーヤは、水やりや片付けなどのデメリットはありますが、育て易さと葉が茂る期間や実の収穫時期が長いなど、緑のカーテンには一番のおすすめです。

今年は、ゴーヤで緑のカーテンに挑戦してみませんか。

■緑のカーテンのゴーヤの育て方をまとめています。
緑のカーテンゴーヤのまとめ記事はこちら

緑のカーテンをゴーヤで育てているけど分からないことがあって困っているなんていうことはありませんか。 この記事では緑のカーテン作るときの土やネットの準備から、ゴーヤの種まきや摘心などの手入れ、病害虫の対策と実や種の収穫についてまとめました。


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