今年の夏は緑のカーテンをゴーヤで作ろうと思ったら、まず準備するのがプランターです。
緑のカーテンのゴーヤには、どんなプランターがいいのか気になりますね。
プランターといっても大きさや深さ、形だっていろいろありますし、材質もテラコッタにプラスチック、木製とさまざまです。
プランターが決まったら、次は土選びですね。
ゴーヤを元気に育てて、緑のカーテンをつくるには土選びもとても大切です。
また緑のカーテンは、ゴーヤのつるを広げて葉を茂らせるのが目標です。
葉を沿わせるために必要な、支柱やネットの選び方も重要になりますね。
この記事では、ゴーヤで緑のカーテンを始めるときのプランターの選び方と土についてまとめました。
また、広く葉を茂らせるために必要な支柱やネットなどについてもお伝えします。
参考にしてくださいね。
緑のカーテンでゴーヤに適したプランターは?
緑のカーテンをゴーヤで始めるときの、プランターについてです。
プランターを置く場所の広さを測っておいて、プランターを選ぶといいですよ。
プランターのサイズ
緑のカーテンをゴーヤでつくるためには、長さ60センチ・奥行き25センチ・深さ30センチ以上の長さと深さもある大きなものを準備します。
ゴーヤは根を広く張ることで、葉も広く元気に茂らせることができます。
プランターが小さいと根を広げることができませんし、実がなって収穫期間が長いゴーヤは土の量が少ないと最後まで元気に育ってくれません。
ゴーヤを育てるだけでしたら丸形のプランターでもいいのですが、緑のカーテンなら並べて苗を植えるので長さのあるプランターの方がいいですよ。
プランターの素材
プランターはつくられている素材によって性質がちがうので、自分の家にはどれが合うかで選んでくださいね、
・テラコッタ
テラコッタは、粘土を素焼きにしたもので通気性が良く、明るいレンガ色でオシャレな雰囲気です。
重たいのが難点で、土を入れるとかなりの重さになってしまいます。
・木製
木製は通気性が良くてナチュラルな雰囲気で暖かみがあるのが魅力で、落としても割れにくいですね。
自然の素材なので害虫のすみかになりやすく、長年風雨にさらされると腐植してしまいます。
・プラスチック
プラスチック素材は軽くて扱いやすく、形や大きさの種類が豊富で値段も安いのが嬉しいですね。
テラコッタや木製のものと比べると見かけがいまいちなのと、劣化しやすいのが欠点です。
緑のカーテンでゴーヤに適した土は?
しっかりと葉が茂って、たくさんの実がなってくれる緑のカーテンづくりのためには、なんといっても良い土に植えることが基本ですね。
ゴーヤに限らず野菜づくりに適した土は、水をかけるとサッとしみこんで水分を適度に保持し、水はけが良くて空気を沢山含んでいる土です。
市販の培養土を利用する
いちばんお手軽なのが、市販されている培養土です。
野菜の栽培に合うように赤玉土や黒土に腐葉土に肥料などが混ぜ合わさっていて、袋から出すだけでそのまま植えることができます。
この培養土を使うとあれこれ買わなくて済むので無駄がありませんし、初めてでも失敗せずにゴーヤを育てられるのが嬉しいですね。
いろいろな種類の培養土が売っていますが、ゴーヤには「野菜用」や「果菜用」と書いてあるものを使います。
培養土を選ぶときは、土がべったりしているものやカラカラに乾いたもの、カビが生えているものは良くありません。
触るとふかふかと柔らかく、適度に湿っていて腐葉土が黒く細かいものを選んでくださいね。
鉢底石
プランターの下に敷き詰める、土の水はけを良くするための小さな石です。
軽くて通気性が良い軽石や黒曜石などで作られていて、プランターの底面全体に1~2センチ程度の高さまで敷き詰めます。
鉢底石を敷くことで石の間にすき間ができるので、水はけや通気性もが良くなるのですね。
水はけがいいと根腐れしにくくなって、ゴーヤも元気に育ってくれます。
【関連記事】
土は、自分で配合して作ることもできますよ。
こちらの記事も参考にしてくださいね。
ゴーヤで緑のカーテンを作るときの支柱やネットは?
ゴーヤはつるを伸ばして、支柱やネットに巻き付けながら成長して行きます。
緑のカーテンをつくるためには、支柱で支えてネットをピンと張る必要があります。
緑のカーテンのための支柱
支柱には、大きく分けて2種類あります。
まずネットを張るために両端で支えるための太い支柱で最低2本が必要です。
支柱には自立タイプと、上下がネジ式になってつっぱって支えるつっぱり棒タイプの支柱があります。
緑のカーテンは葉が茂ってゴーヤの実がなると、1.8メートル四方で総重量が30㎏を超えるので、支柱を選ぶときは耐荷重を確認して買うようにしてくださいね。
横竿受けのジョイントや金具で、左右の支柱と横竿をつないで使います。
横竿は、物干し竿や園芸用の太い支柱を使うといいですよ。
もうひとつの支柱は、プランターや土に刺してネットに沿わせて支える直径1センチ程度のものです。
細い支柱とネットは、結束バンドや針金でしっかり留めて重さや風でずれないように固定します。
【参考記事】
支柱とネットの張り方はベランダや戸建て、畑で方法が異なります。
こちらの記事も、参考にしてくださいね。
緑のカーテンのためのネット
左右の支柱の間に張って、ゴーヤを這わせる園芸用のネットです。
ネットの編み目はいろいろなサイズがありますが、ゴーヤには10センチ角程度のものが適しています。
編み目が18ミリや25ミリの小さなネットもありますが、これだと緑のカーテンで葉が茂ると風が抜けにくくなり、ゴーヤの葉が風を受けて傷んでしまうことがあるからです。
また、編み目が小さいとツル同士がこんがらがって団子のようになり、益々風が抜けなくなることもあります。
ネットは園芸店で幅1.8メートルのものが、1メートル単位数百円でカット売りしているので、好きな長さで買うことができます。
支柱はしっかりと固定してネットはピンと張ることで、緑のカーテンのゴーヤは元気に育ってくれますよ。
また、支柱とネットがセットになって簡単に組立てられるものもいろいろなタイプが市販されています。
転倒防止のパーツと一緒に使うことで、安全で簡単に固定させて使うことができるのでおすすめです。
さいごに
緑のカーテンをゴーヤで育てるためには、しっかりと根がはれる大きめのプランターが必要です。
プランターの素材は、テラコッタや木材、プラスチックとあるので自分に合ったものを選んでくださいね。
しっかりとした緑のカーテンになって実も多く収穫するためには、土選びもとても大切です。
自分で用土や肥料を混ぜて土をつくってもいいのですが、初心者には難しいものです。
市販の培養土なら野菜作りに適したブレンドで肥料も混ぜこんであり、袋を開ければそのままゴーヤを植えることができるのでおすすめです。
緑のカーテンにはゴーヤのつるを這わせるためのネットとネットを支えるための支柱が必要です。
支柱とネットを自分で繋いでもいいのですが、最初から支柱とネットのセットを購入すれば、簡単ですよ。
ゴーヤに適したプランターと土、支柱にネットを準備して、緑のカーテンをゴーヤで始めてくださいね。
■緑のカーテンのゴーヤの育て方をまとめています。
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