パナソニックのビストロの合わせ技で鶏の照焼きとかぼちゃの煮物が同時に出来た

鶏の照焼きとかぼちゃの煮物

鶏の照り焼きとかぼちゃの煮物

パナソニックのビストロには、ふたつの料理が同時にできる「合わせ技セット」機能があります。

焼き物と煮物などが同時に調理できてしまう、自動調理の機能です。
自動ですから、特別なテクニックも必要なく手間なしで本当に簡単にできてしまいます。

この間、自動メニューで手羽先の塩焼きを作ったのですが、びっくりするくらい上手にできたので、今度は合わせ技セットを作ってみることにしました。

選んだメニューは、鶏の照り焼き&かぼちゃの煮物。
上段のグリルで鶏の照り焼きを焼いている間に、下段ではかぼちゃを煮てしまおうというのですからすごいです。

実際につくってみて美味しくするコツや注意する部分も分かったので、まとめてお伝えししますね。参考にしてください。

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パナソニックビストロの合わせ技セットって何?

オーブンレンジってほとんどの家にあって、おべんとうや冷凍食品のあたためや解凍に無くてはならないものになっていますね。
ですが、あたためだけにしか使ってないとしたら、すごくもったいないですよ。

私もオーブンレンジを買い換えるまでは、あたため解凍とクリスマスに鶏肉を焼く程度でした。
それまでの私にとってのオーブン料理は、特別な日に気合を入れて作る特別ものだったのです。

ところが、最近のオーブンレンジはすごいことになっていて、それぞれの機種に自動メニューがたくさん組み込まれています。
作りたいメニューと人数を選ぶだけで、あとは自動で調理してくれます。

火加減やレンジからグリルの切り替え、時間の設定などを自動で制御してくれるので、言ってみればお抱えのシェフがいてくれる感じです。
私も自分で試してみるまでは、そんなにうまくいくわけがないと半信半疑でした。

この間、手羽先の塩焼きを自動メニューで作ったのですが、鶏肉を並べてスイッチを入れただけで、こんがりジューシーにおいしく焼けたのです。

こんなに手間なしでおいしく料理ができるなら、自動メニューが多く付いている高位機種を選べば良かったと後悔するくらい簡単でした。

特に「合わせ技セット」は上段でグリル、下段でレンジを使って同時に2品の調理をするので、手動では設定ができない特別な機能なのです。

全く別の焼き物と煮物が一緒にできあがるので、晩ごはんのメニューがこれだけで完成してしまいます。

例えば、豚の蒸し焼き&五目ご飯や、塩さば&五色きんぴらなどです。
私が買ったパナソニックのビストロ604には、自動メニューは66メニューあり、合わせ技セットは5種類、そのなかから鶏の照り焼き&かぼちゃの煮物を作ってみました。

ビストロで鶏の照り焼き&かぼちゃの煮物が簡単

材料(2人分)
[鶏の照り焼き]
・鶏もも肉 1枚(250グラム)
・しょうゆ 小さじ2
・砂糖 小さじ1
・液体塩こうじ 小さじ1

作りかた
1.鶏肉を二等分に切って、厚い部分に包丁を入れて厚みを均等にする。
2.皮目を上にして、フォークなどで穴をあけ、たれを揉み込んだら室温で30分おく。
3.皮目を上にしてグリル皿に並べて、上段に入れる。

[かぼちゃの煮物]
・かぼちゃ(200グラム)3㎝角に切る
・だし汁 150cc
・砂糖 小さじ2
・薄口しょうゆ 小さじ2
・みりん 小さじ1
※直径20㎝×深さ10㎝程度の耐熱ガラス製ボウルを準備する

作りかた
1.耐熱ガラスボウルに、かぼちゃとだし汁調味料を入れて混ぜる。
2.クッキングシートで落としぶたをしたら、ラップをせずに庫内中央に置く。

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両方の準備ができたら、あとは自動メニューと人数を選び、決定スイッチを押すだけです。

「鶏の照り焼き&かぼちゃの煮物」できあがりは?

鶏肉は下味をつけたものをグリル皿に並べ、かぼちゃはだしと調味料をボウルに入れて、メニューを選んでスイッチを入れただけなのです。

以前作った自動メニューは、「手羽先の塩焼き」単品だったのですが、今回は2品同時にしかも焼き物と煮物ですから、なかなかうまくはいかないだろうと考えていました。

ところが出来上がってみると、全く手間をかけずにこれだけ出来れば大満足のレベルでした。

[鶏の照り焼き]
以前、手羽先を焼いたときは少し硬くなったので、今回はたれに液体塩こうじをプラスして漬け込んでいたのが良かったのか、パサつかずにしっとりと焼けていました。

ただ、しょうゆと砂糖のために焦げやすくて、焼色が塩焼きみたいに均等なキツネ色にはなりにくいですね。
それでも裏もしっかりと火は通って、おいしく上手に焼けましたよ。

[かぼちゃの煮物]
かぼちゃを電子レンジで煮ることに違和感があって、まだらにしか煮えないかもしれないとか、味がしみこみにくい気がしていました。
でも出来上がってみると、全体にほっこり煮えて、煮崩れもなくて上品に仕上がりました。

電子レンジでの煮物の欠点は、味付けですね。
お鍋で煮るときは、途中で砂糖や醤油、みりんやお酒を足しながら出来上がるまでに味を決めればいいのでとても楽なのです。

ですが、電子レンジだとそれを全部最初入れておかなければいけません。
かぼちゃ本来の味もそれぞれ違うので、最初から味を決めておくというのは、慣れるまでかなり迷うところですね。

ビストロの自動調理で失敗しないコツは?

ビストロの自動調理のなかでも、二つの調理を一緒にする「合わせ技」は、できるだけ両方が一緒に火がとおって同時で出来上がってくれると嬉しいです。
そこで上手に均等に火をとおすコツは、分量を守って大きさを揃えることです。

・鶏もも肉は厚みと大きさを揃えるために、包丁で均等になるように切り込みを入れて開きます。
また、皮目を上にしてフォークで穴をあけておくと身が縮まずに味がよくしみこみますよ。

・かぼちゃも厚みと大きさを揃えて切ったら、重ならないように皮目を下にしてボウルに並べます。
皮を下にするのは、底の方は火のとおりが良いためです。

・鶏肉、かぼちゃとも分量を守って常温にしてから調理します。
自動メニューは火加減や時間が決まっているので、分量が違ったり材料が冷たすぎるたりすると上手に火がとおりません。

・かぼちゃを入れる耐熱ガラスボウルは、直径20㎝×深さ10㎝程度を使います。
小さすぎると吹きこぼれますし、深すぎると火がとおりにくくなりますよ。

とはいっても、そのときどきで鶏肉は焼けたのに、かぼちゃが硬いなんていうことや、その逆や両方とも過熱足りないなんてこともありますよね。

そんなときは、鶏肉とかぼちゃの両方を同時に加熱することはできないので、別々に追加過熱してください。

鶏肉はグリルで、かぼちゃはレンジで追加で加熱しますが様子をみながら、火の通しすぎに注意してくださいね。

さいごに

パナソニックのビストロの合わせ技で、鶏の照り焼き&かぼちゃの煮物が自動調理で同時にできました。

グリル皿に鶏肉を並べて、耐熱ガラスボウルにはかぼちゃと調味料を混ぜたものを入れて、メニューを選んでビストロのスイッチを入れるだけです。

20分程度でできあがったのですが、鶏の照り焼きも火がとおって、心配だったかぼちゃもムラなくほっこり煮えました。

自動調理で失敗しないコツは、材料の分量を守って大きさを揃えておくことです。
追加過熱をするときは、2品同時にはできませんので、鶏肉はグリルでかぼちゃはレンジでそれぞれ加熱してくださいね。

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