パナソニックビストロ604の特徴と温め機能 トースト両面焼きの秘密は?

ビストロでトースト

ビストロなら6分で両面こんがり

オーブンレンジは種類が多くて、価格の幅も広いので選ぶのが大変ですね。
多くの機種の中で私が購入したのが、パナソニックのビストロ604です。

ビストロ604の特徴や温め機能について、実際に使ってみた感想をお伝えしますね。
温めとひとことで言っても仕上がりによっていろいろな方法があります。

また、ビストロはトーストを両面焼きでひっくり返さずに焼くことができるのです。
なぜこんがりおいしく焼けるのかについてもまとめたので、選ぶときの参考にしてくださいね。

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パナソニックのビストロ604の特徴は?

ビストロのハイグレードモデルでは、冷凍と常温の全く違う温度の食品を同時に温められるセンサーや、大火力極め焼きヒーターで両面をこんがりとスピーディーに加熱ができるなどパワーアップしています。

ですが、私が購入したビストロ604は、パナソニックのスチーム付きラインの中では下位機種なので目玉になる機能はありません。
別の温度のものを同時にあたためる「ねらって加熱」や「凍ったまま加熱」機能は、残念なことについてないのです。

容量は26リットルとコンパクトで庫内はフラット。色は白。スタイリッシュですっきりしたデザインで気に入っています。

一段調理の上下ヒーター式なので、コンベクションタイプに比べると庫内が均一の高温にはなりにくいのですが、実際に使ってみると焼け具合にムラができて困るなんていうことは、全くありません。

スチーム機能は、水の容量が560ミリリットルのタンク式で過熱水蒸気機能はありますが、オーブンやグリル使用時にスチームを手動で入れることはできません。
このようにハイグレードの機種と比べると何だか残念に感じてしまいますが、私はこれで十分満足しています。

もちろんハイグレードモデルは便利な機能も多く、自動メニューも5倍近い433メニューもあるのは魅力ですが、価格もなんと16万円台と高額です。
私が買った604の5倍の値段ですから、まあ機能が違うのは当たり前ですよね。

ビストロ604は、3万円台前半のお手頃価格で充実したレンジ機能、こんがり焼ける両面グリル機能、オーブン機能、過熱水蒸気機能があります。

これといった特徴が無いのが特徴ともいえますが、「焼く」「煮る」「蒸す」「揚げる」をフライパンやお鍋や蒸し器を使わずに、これ1台で手軽に作ることができますよ。

忙しい平日の晩ごはんを特別じゃないけれど、毎日おいしく時短でつくりたい。
そんな人に真っ先にオススメしたい機種ですね。

ビストロ604の温め機能は?

私が毎日使うのは、何といってもレンジでのあたためや解凍、そして加熱調理です。
ビストロ604には、あたためだけでもいろいろな方法があって、時と場合やできあがりによって選ぶことができるのが嬉しいです。

温めや解凍がうまく行くかどうかで時間短縮や手間が省けたりなど、もちろんおいしさも違ってくるから大事なところですね。

レンジ加熱であたためる

自動あたため機能は、スタートボタンを押すだけでスピーディーに温めてくれる、いちばんお手軽な方法です。

この機能は、温度設定や高低などの指定もできますが、とりあえずお任せで温めたいときにワンタッチで使えるのが便利なところです。

温度設定あたため機能は、マイナス10℃~90℃まで5℃きざみでお好み温度を設定してあたためることもできますよ。
シチューは熱々の90℃、ご飯は70℃と自由自在です。

我が家の場合、母は熱いものが苦手で何でもぬるめがいいのですが、私は熱いものをふうふう言いながら食べるのが好きなのです。
設定できる温度の幅が広いので自分好みに温められるのが、予想以上に便利ですよ。

また、センサーが働かない少量の場合や弱火でゆっくり加熱して味をしみこませたい煮物など、様子をみながら調理したい場合は、手動あたため機能が活躍してくれます。

手動あたため機能では、ワット数と時間を指定できるので、出力は800ワットから150ワットまで5段階で選ぶことができます。
ワット数と言われてもピンときませんが、800ワットは強火、150ワットはとろ火と考えると分かりやすいですね。

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レンジ+スチーム加熱であたためる

レンジでのあたためにスチームをプラスすることで、冷めて硬くなったご飯でもラップなしでふんわりしっとりと仕上げることができますよ。

この機能が活躍するのが、解凍なのですよ。
最初、解凍にスチームが結びつかなかったのですが、実際に試してみると少量の場合でも表面が乾燥せずに、解凍できます。

冷凍していたお肉やひき肉の解凍ってどうしていますか?
私は、冷蔵室で自然解凍していたのですが、なかなか解けなかったり丁度いい量の解凍ができなかったりと苦労していました。

でもこのスチーム解凍なら、自然解凍感覚でほぐれるくらいの解凍が可能なので必要な分だけ取り分けることも簡単になって、とても便利になりました。

スチーム解凍したひき肉で、すぐにハンバーグを作るなんていうこともできるようになり、「解凍し忘れていた!晩ごはんのメニューどうしよう」とあせることもなくなりましたよ。

レンジ+ヒーター+スチーム加熱であたためる

市販のコロッケやフライ、天ぷらなどの揚げ物をカリッと温めることができるのでおいしく食べられるようになりました。

私は家で揚げ物をほとんどしないので買ってくることが多いのですが、どうしても油ぽかったりしますよね。

そんなときは、グルメ皿にクッキングペーパーを敷いて自動メニューで温めると本当にカリッとサクッでおいしいし、余分な油が落ちるのでとても助かっています。

電子レンジ加熱だと衣がフニャとなりますし、オーブントースターだと表面だけが焦げて中は冷たいままだったりしますからね。

特に母は高齢のためか、フライなどの衣が厚くて油分が多いものは、箸がすすみませんでした。
ところが、ビストロのフライあたため機能をつかうと、おいしいと言って食べてくれるようになったのですよ。

油が落ちてさっぱり食べられるのと、食感で軽く感じるというのが大きいと感じます。
すっごくオススメの機能です。

パナソニックビストロならトーストが両面焼ける

ビストロならトーストをひっくり返さずに、4枚一緒にこんがりと焼くことができますよ。
オーブントースターだと、2枚で4分半程度なので、1枚や2枚ならオーブントースターの方がスピーディーに焼色までつきますが、4枚となるとビストロの方が速いです。

食パン4枚なら6分程度で、ひっくり返さずに両面が焼けるのですから、ビックリしてしまいます。
忙しい朝の時間は、パンがなかなか焼けないとイライラしてしまいますが、家族4人が一緒に食べるなんていうご家庭でも、ビストロなら大丈夫ですね。

トーストはパンの厚みや糖分、バターなどの油脂分の量で焦げやすかったりと焼色などの仕上がりが変わってきますが、5段階に調節ができるので自分好みの焼き加減で食べることができるのも嬉しいところです。

オーブンレンジは通常、すぐに焼色はつきませんしパンがパサパサになってしまうことも多いのですよ。

ビストロは、上部の赤外線のヒーター管が露出しているので、直に加熱することで素早くおいしそうな焼色がつくのです。

また、両面がこんがり焼ける秘密は、付属のグリル皿にあります。
グリル料理でキツネ色と白色だと、断然こんがり焼けてる方がおいしそうに見えますよね。

ビストログリル皿と角皿との違い

ビストロ604には、波形のデコボコがあるグリル皿が1枚付属しています。

実はこのグリル皿は、下面からのマイクロ波を吸収して発熱することで加熱し、上面からはヒーター管で加熱するので上下からダブルでスピーディーに調理ができるというわけです。

トーストをひっくり返さずに両面をキツネ色に焼くことができるのは、下からは電子レンジで上からは赤外線で加熱していたからだったのです。

グリル皿の波形の形にも食物と接触する部分で効率よく加熱できる秘密があって、油分や塩分が流れ落ちると凹んでる部分に溜まるようになっているため、油戻りしないのでおいしくてとっても健康的ですね。

これが普通の角皿だったら、両面焼きはできませんので火の伝わり方も遅くなってしまい時間がかかりますし、平面なので余分な油などがたまることもありません。

さいごに

パナソニックのオーブンレンジビストロ604の特徴は、下位機種ではありますが、「焼く」「煮る」「蒸す」「揚げる」の毎日のおかずをおいしくスピーディーにつくることができます。

特にあたためは、レンジだけで無くスチーム機能やヒーターを合わせて使うことで、いろいろなものを最適な方法でおいしく温めることができますよ。

また、グリルでスピーディーに焦げ目がつけられるので、トーストは一度に4枚の食パンを6分程度でこんがり焼けるのです。
しかも面倒なひっくり返しをする必要無いっていうのが、嬉しいですね。

トーストだけではなく、鶏の塩焼きや焼き魚などもジューシーでしかもこんがりと焼くことが出来るところもとても気に入っています。

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