ビストロで揚げないとんかつ パン粉を加熱でレンジで揚げ物がヘルシー

揚げないとんかつ

家で揚げ物をしないっていう人多いですね。
揚げ物って使った後の油の処理が面倒だったり、キッチンやレンジの掃除が手間だったりしますからね。

実は私も、何年も家で揚げ物をしてないのです。
でもときどき、揚げたてのとんかつや海老フライが食べたくなります。

今までなら外食するか、お持ち帰りでオーブントースターであたためるかのどちらかでした。

ところがビストロなら、揚げないでとんかつや海老フライなどの揚げ物ができるというので、早速作ってみることにしました。

パン粉を事前に加熱しておくことで、レンジでも揚げ物がおいしくできるのです、
おいしくてヘルシーなのでオススメですよ。

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ビストロで揚げないとんかつがヘルシーでおいしい

揚げてないなんて思えないできあがりにビックリですよ。
面倒な油の処理もないのが、嬉しいですね。

自動メニューで「小さめとんかつ」の作り方

クックブックでは、豚ヒレ肉の一口かつ用ですが、ロース肉で作ってみました。

材料(3人分)
・豚ロース肉 300グラム
・塩、こしょう


・パン粉 180㎖のカップ1杯
・サラダ油 大さじ3/4杯
・薄力粉
・玉子

作りかた
1.フライパンにパン粉と油を入れて加熱する。
※加熱の仕方は、次の章で詳しく説明しているので参考にしてくださいね。

2.豚ロース肉は、包丁の背などでよくたたき、筋切りをしたら塩とこしょうをふる。

3.薄力粉、溶き玉子、パン粉の順番に付けたら、クッキングシートを敷いたグリル皿に並べ、上段に入れる。
天井にグリル料理のガラス管ヒーターが、手前と奥に2本露出して付いています。
その丁度下に来るように並べると均等に焦げ目がつきますよ。

4.自動メニューなら、ノンフライ18番から3人分を選んでスタートします。
※手動のときは、「グリル」両面で17分~19分です。
自動メニューでは、レンジで加熱して全体に火を通したあとにグリルで両面に焦げ目を付けています。

自動なので、時間配分が分からないのが残念なところですね。
手動では「グリル」両面で最初から最後まで焼くので、自動メニューとはできあがりに差が出てしまいます。

焦げすぎないように注意

グリル皿は上段指定のため、肉とヒーター管がかなり接近していますし、パン粉にはサラダ油を混ぜているので、普通よりも焦げやすいです。

特に、手動の場合はレンジを使わずにグリル加熱のため、焦げやすいので注意してくださいね。

調理の予定時間まえ2分程度になったら、扉を開いて焦げていないかどうか確認をした方が安心です。

私の場合は、フライパンでのパン粉加熱を控えめにしていたこともあり大丈夫でしたが、肉の厚みにもよるので、注意が必要です。
もし、焦げすぎる時は、途中でアルミホイルを上に置けば大丈夫です。

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「小さめとんかつ」のできあがりは?

自動メニュー番号を選んで3人分で調理すると、14分程度で加熱終了でした。
扉を開くと庫内灯に照らされて、おいしそうな焼き色がついていて丁度いい感じです。
この瞬間がいつも一番ワクワクしますね。

グリル皿を引き出してみると、思ったほど焼き色は濃くありませんが、見た目は「とんかつ」そのものでした。

違うところは、油で揚げたとんかつに比べるとキッチンペーパーの上に置いても、ほとんど油の後が付かないことです。

食べてみると、サクっとしてるし食感も味も、まさしく「とんかつ」でおいしかったですよ。
私は油で揚げたとんかつを作ると、火のとおりが気になって、つい揚げすぎてバリバリになってしまい、おいしくないということが多かったのですが、これはしっとりと柔らかで大成功でした。

母も揚げた物だと信じて疑わず、コロッとだまされてしまいました。
揚げ物を食べたいけれど、油やコレステロールが気になる人やダイエットしてる人には、もってこいですね。

これなら揚げ油の処理や油によるキッチンや天ぷら鍋の片づけなどの面倒がありません。

パン粉を加熱 レンジで揚げ物のポイントは?

揚げない揚げ物のポイントは、何と言っても下準備のパン粉の加熱です。
フライもののおいしさは、カリッと仕上がったキツネ色の衣ですからね。

パン粉をあらかじめフライパンで加熱しておくことで、カリッとしたフライの食感とおいしそうなキツネ色にすることができます。

ちょっと面倒にですが、このひと手間をかけずにそのままのパン粉で作ると見た目も味も残念なことになってしまいますよ。

揚げない揚げ物はパン粉を加熱しておく

パン粉加熱

フライパンでのパン粉加熱の手順

1.テミフロン加工などの焦げ付きにくいフライパンに、サラダ油を大さじ1弱を入れ、なるべく全体に行き渡らせる。
※パン粉カップ1に対してサラダ油大さじ1弱が目安の量

2.カップ1のパン粉をフライパン全体に広げるように入れたら、サラダ油となじむように混ぜて、火にかける。

火は、サラダ油とパン粉を混ぜた後に点火してくださいね。
普通の炒め物のように熱したフライパンを使うと、一気にパン粉が焦げてしまいますよ。

3.ときどき混ぜながら加熱し、色が付き始めたら火を弱めて焦げないように混ぜながら全体がキツネ色に食感がサクッとなるように加熱します。

※最初は全く色が付かないので、油断していると途中から一気に色が付いてきます。
本当に少しの時間で色が変わるので目を離さないようにしてくださいね。

パン粉が焦げると苦くなってしまうので、こまめに混ぜながら様子をみて加熱するようにしましょう。
分かっているはずの私でもちょっとした間に、焦げてしまいそうになりました。

できあがりがカリッとなる衣のコツ

カリッと仕上げるためには、薄力粉と玉子を薄くまぶすのがコツです。
薄力粉はまんべんなくまぶしてから、全体をはたいて余分な粉を落とします。

溶き玉子に着けたら余分な玉子液を落として、サラダ油で加熱しておいたパン粉の上に広げます。
パン粉はすき間が無いように、びっしりきれいに押さえつけて付けてくださいね。

薄力粉と玉子はあくまでも薄く、パン粉は下地が見えないようにしっかりと押さえながら付けるのが、サクッと仕上げるコツですよ。
ここはしっかりと気合いを入れて仕上げましょう。

さいごに

ビストロで揚げない揚げ物「小さめとんかつ」を作ってみました。
作るまでは、衣がカリッと仕上がるのか、本当に揚げ物ができるのかと半信半疑でした。
結果は、揚げたとんかつと遜色ないできばえで大満足です。

パン粉の色つきがいまいちだったのが反省点ですが、食感はサクッとして油を大さじ1杯弱しか使っていないので、さっぱりしてます。

油の摂り過ぎが気になる人や制限を受けてる人、さっぱりと食べたい人には特におすすめのメニューです。

下準備としてパン粉をフライパンで加熱するのが手間ですが、慣れてしまえば簡単だと思います

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