ビストロで豆腐ハンバーグを自動メニューで作ってみました。
ハンバーグというと牛肉か、牛豚肉の合い挽きを使うことが多いですね。
今回作ったのは、お豆腐と鶏ひき肉で作る和風のハンバーグなので、脂肪分が少なくて柔らかいですし、油を一切使用しないためとっても健康的です。
きのこたっぷりのあんをかけることで、つるりと食べやすく高齢の母にも大好評でした。
下ごしらえの豆腐の水切りもレンジを使えば簡単にできますよ。
やさしい味でとろりとしておいしいので、作ってみてくださいね。
ビストロで豆腐ハンバーグが簡単おいしい
このメニューがすごいところは、グルメ皿に並べた豆腐ハンバーグときのこ類を一緒に調理できるところです。
「エリア加熱機能」で手前のハンバーグは強火で、奥のきのこ類は弱火で加熱するので両方が丁度よくできあがるのですね。
自動メニュー「豆腐バーグきのこあんかけ」の作り方
材料(2人分)
材料:A
・鶏もものひき肉 100グラム
・木綿豆腐(軽く水切りする) 100グラム
・パン粉 大さじ3
・溶き卵 25グラム
・おろし生姜 小さじ1/2
・しょうゆ 小さじ1/2
・コーン(缶詰) 水を切っておく
・中ネギ
材料:B
・きのこ(しめじ・えのき茸など) 合計80グラム
・だし汁 1/2カップ
・みりん 大さじ2
・しょうゆ 大さじ1
その他
・片栗粉(同量の水で溶く) 小さじ2
作りかた
1.材料Aをボウルに入れて、ねばり気が出るまでよく混ぜ合わせる。
豆腐の水切りの状態で柔らかさが違うので、まとめられる位の硬さになるように柔らければパン粉を加え、硬ければお酒を加えて調節する。
生地がちょうど良い硬さになったら、4等分して厚さ1センチ、直径6センチ程度の円形になるように形を整えながら中の空気を抜く。
2.きのこを食べやすい大きさに切っておく。
3.クッキングペーパーを敷いたグリル皿に、整形した生地ときのこ類を並べたら上段に入れる。
一番手前側に生地を一列に並べて、奥に向けてきのこを重なりが均等になるように気をつけて置く。
「エリア加熱」で手前を集中的に加熱するので、置く場所が逆にならないようにしてくださいね。
4.ダイヤルを回して自動メニューで、21番を選んでスタートのスイッチを入れる。
ここで待つこと10分程度。電子レンジから表面の焼き色付けまで終わったところで、ピーピーピーと電子音ができあがりを知らせてくれます。
グリル皿を取り出すと、白っぽかったハンバーグの生地にはうっすらと焼き色がついて、しめじとえのき茸はしんなりと焼けていました。
念のためにハンバーグに竹串を刺して、何もついてこないか?肉汁は透明か?で焼けてることを確認しましたよ。
きのこに、火がはいりすぎるのでは?と心配していたのですが、ちょうどいい感じに焼けていたことに、自動メニューってすごいと改めて感心してしまいました。
5.あんをつくります。小さめの鍋に材料Bを入れて一煮立ちしたら、焼き上がったきのこを加えて水溶き片栗粉を加え、かき混ぜながらしっかりと加熱しとろみをつける。
6.豆腐ハンバーグを器に盛り付けたら、上からあんをかけてできあがり。
7.お好みで中ネギの小口切りや、おろし生姜を添えて完成です。
「豆腐ハンバーグ」できあがりは?
柔らかいハンバーグにきのこのあんがタップリとかかっているので、するりとのどを通ります。
やさしい味で、全く油を使っていないのでヘルシーですし、塩分も少なめで食材は鶏肉と豆腐にきのこでバランスも取れていますしね。
高齢の母も、おいしいと言って全部ぺろりと食べてしまいました。
高齢者から子どもさんまで安心して食べられる一品なので、また作ろうと思います。
このレシピはレンジとヒーターを使った自動メニューです。
レンジで加熱して火をとおした後に、グリルで表面を焼いて仕上げるのですが、ワット数やレンジからヒーターへの切り替えのタイミングは、ビストロがやってくれるので難しい調整は全く不要なのです。
「エリア加熱」機能で集中加熱
グリル皿に並べるときに、手前に豆腐バーグの生地を奥にきのこ類を置くのには理由があります。
ビストロには、「エリア加熱」の機能があって、グリル皿の手前を集中的に加熱することで、無駄な加熱を防ぐことができます。
もしエリア加熱がなかったら、ハンバーグの生地ときのこを同じように加熱されて、きのこだけが先に火がとおってしまい焦げてしまいますね。
ハンバーグときのこ両方が同じタイミングで焼き上がる秘密は、ビストロならではの「エリア加熱」にあったのです。
豆腐の水切りもレンジなら簡単
豆腐を使う料理って、水切りが必要なものって多いですね。
豆腐ハンバーグや揚げだし豆腐に、白和え、ゴーヤチャンプルーなどの炒め物などなど。
水切りがうまく行くかどうかで、出来上がりに差がでますから、おろそかにはできません。
方法はいくつかあって、鍋でゆでる方法や重石をして水がしみだすのを待つ方法などです。
これらの方法だと時間がかかったり、切る水の量の調整が難しかったりしますが、レンジを使えば短時間でできますし、様子を見ながら加熱を繰り返すことで水分量を調節することが簡単です。
豆腐の水切りレンジでの手順
1.平たい耐熱皿に豆腐を載せて、ラップをしないで庫内中央に置く。
2.「レンジ」600ワットで、豆腐200グラムにつき2~3分程度。
3.耐熱皿にたまった水分を捨てて、豆腐をキッチンペーパーで包む。
4.上から重しをして10分置く。
これでも水分が多いと感じたら、もう一度レンジ加熱から繰り返します。
ワット数が大き過ぎると、豆腐が破裂して食感がボソボソになりおいしくなくなるので、注意してください。
上からの重しが平らではない場合は、豆腐が崩れることもあるので、重さが均等に伝わるように大きめのお皿を置いた上から、水を入れたボウルの載せるといいですよ。
崩して使う料理なら問題ありませんが、揚げ出し豆腐などは食感が悪くなるとおいしくないので、ワット数に時間、重しの載せ方にも気をつけて破裂や崩れに気をつけてくださいね。
さいごに
ビストロでつくる豆腐バーグは、レンジとグリル機能を使った油を全く使用しない、健康メニューです。
グリル皿に、鶏ひき肉と豆腐で作った生地を手前に、奥にはしいたけなどのきのこ類を並べて10分で焼き上がったものにとろりとしたあんをかけて出来上がりです。
ハンバーグ生地ときのこ類が同時に焼き上がる秘密は、部分的に重点加熱できるビストロならではの機能「エリア加熱」にありました。
豆腐の水切りもレンジを使えば手間無く簡単にできますよ。
優しい味でおいしくできるので作ってみてくださいね。