ビストロ庫内のお手入れと脱臭は自動が便利 汚れはこまめに拭き取る

オーブンレンジ庫内の汚れやニオイ、気になりませんか?
気をつけていても油汚れや食品かすなど、いつのまにか汚れてしまいますね。
できるだけ手間をかけず、簡単にお手入れしたいものです。

ビストロには、自動お手入れで庫内の汚れ落としと脱臭機能がついています。
実際に機能を使ってみたので、感想をお伝えしますね。

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ビストロの庫内をお手入れ 汚れを浮かせて取る

購入してから5か月ほどの、オーブンレンジの庫内の汚れが気になるようになりました。
以前使っていたものは、食べ物のカスと油が固まって壁面にこびりついて、最後の方は取るのが大変な状況になってしまいました。

新しいものを買ったのを機に、今度こそ汚すまいとその都度こまめに掃除をしてきましたが、どうしても汚れてしまいます。
新品同様とは行かなくても、なるべく清潔な状態で使い続けたいものですね。

ビストロには、スチームで庫内の汚れを浮かせて、落としやすくする自動メニューがあるので試してみました。

「庫内」自動お手入れの手順

1.グリル皿などを取り出して、庫内を空っぽにする。
2.給水タンクの「満水」の線(約560ml)まで水を入れる。
3.ダイヤルを回して自動メニューの36を選ぶ
本体右側の液晶パネルに、自動 水確認 36と表示される。
4.スタートを押す。

これで自動のお手入れが始まりました。
とっても簡単ですね。

しばらくするとスチームの噴射が始まって、扉の内側には大量の水滴がつき始めました。
そのまま30分間スチームを噴射し続けて、ピーピーピーの電子音が鳴って終了です。

スタート時に30分と表示していた液晶パネルも0になっています。
時間が表示されるので、とても分かりやすいですね。

しばらくそのままにしていたら、再度ピーピーピーと電子音が鳴りました。
お手入れ終了後に扉を開けないでいると、2分おきに6分後まで知らせてくれるのです。
「忘れてませんか?終わりましたよ。」と、親切ですね。

この機能は、汚れをふやかして浮かせるだけなので、乾いてしまうと効果がなくなってしまいます。
スチームの噴射が終わったら時間をおかずに、柔らかいスポンジや布でこすって汚れを取り除き、ふきとって終了です。

「庫内」自動お手入れの効果は?

ドアを開くと、スチーム料理をしたときくらいの感じでドアの内側や庫内の壁面にも水滴がついていました。
私の場合は、乾いたタオルで隅々まで水気を拭いて終了です。

このお手入れ機能は、油汚れが固まっている場合や、食べ物のカスがこびりついて取れないなんて言うときには、スチームによって汚れを浮かせられるので、その後ふき取りやすくなるという効果があります。

私の汚れは、油のべたつきは無いけれど、天井あたりに小さな茶色の汚れがついています。
食材から飛んだ油分などが、熱によって焦げ付いた汚れなので、なかなか取れません。

残念ですが、自動メニュー「庫内」のスチームでは焦げ付き汚れは落ちませんでした。

それでも全体にさっぱりして気分が良かったですよ。
時間にして30分、電気代は約1.6円でした。

自動お手入れの後は、乾いた布で水分が残らないようにふき取ってくださいね。

ビストロは密封性が高いので、スチームを使ったときだけでなく、普通のあたためでも蒸気が内側にたまってしまいます。
そのままにしていると錆やカビなどの原因となってしまうので、こまめに拭くようにしましょう。

【関連記事】
ヒーター部分の汚れの取り方は、こちらの記事をお読みください。

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ビストロの脱臭は、高温で元から分解

オーブンレンジを使っていて、庫内の汚れとともに気になるのが臭いです。
ドアを開けると食べ物が混ざったような、あの匂いですね。

特別にニオイの強いものを調理したというわけじゃないのに、いつのまにか取れなくなってしまいます。
この自動メニューの脱臭機能は、庫内のニオイの原因である汚れなどを、高温で分解して脱臭するので効果が期待できます。
ニオイの原因もやっぱり汚れなんですね。

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「脱臭」自動お手入れの手順

1.グリル皿などを取り出して、庫内を空っぽにしたら、庫内の汚れを取り除く。
ニオイの元である汚れを取っておかないと、意味がありませんからね。

2.自動メニューから「脱臭」を選んだら、「スタート」を押す。
これで自動の脱臭がはじまります。とっても簡単です。

上部のヒーター管2本のスイッチが入って、赤くなったり切れたりを繰り返して12分経過してヒーターが消えました。
その後はウィーンとファンが回りだすと、キッチン全体に調理中のような強いニオイが漂い始めたので、慌てて換気扇を回しました。

脱臭したニオイが、庫外に排出されたのだとしたら、庫内にはニオイの元が蓄積していたことになります。
結構、強烈なニオイなので必ず換気してくださいね。

スタートから20分後に脱臭は終わるのですが、電気部品を冷ますまでにプラス15分程度が必要です。
終わったからと言って、すぐにコンセントを抜かないでくださいね。
故障の原因になりますよ。
最初からトータルで25分、電気代が7.2円で終了しました。

「脱臭」の自動お手入れの効果は?

脱臭が終了して臭いを確認したら、無臭とはいきませんが、ほとんど消えていました。
ニオイは他のものでごまかそうとしてもなかなか消えないので、この機能は役に立ちますね。

オーブンレンジは食材を調理するので、臭いをなくすのはなかなか難しいですが、日々の掃除でニオイの元を残さないようにすることが大事です。

ニオイがこもらないように、調理後はしばらくドアを開けておくだけでも効果がありますよ。
脱臭しても、いろいろな食材を調理するので、どうしても臭いはこもってしまいます。
神経質になりすぎず、まずは小まめな掃除を心がけましょう。

ビストロの汚れ 外まわりは?

オーブンレンジは庫内の汚れに目が行きがちですが、外まわりも結構汚れていますよ。
調理途中の手で触ることも多いですので、いつも清潔にしておきたいですね。

食品のかけらや油分、調味料に粉類などがこびりついていることが多いので、台所用の中性洗剤をやわらかい布にしみこませて、やさしくふき取ってください。

そのあとに全体を水拭きします。
宅用のアルカリ性の洗剤やクレンザー、ガラスクリーナーなどは傷が付いたり、色がはげたりするので使わない方がいいですよ。

どうしても使いたい場合は、裏などの気にならない部分で試してからにしましょう。
金属のたわしや、硬いスポンジやたわしなどを使うと傷が付いてしまいます。

傷が付くとそこに汚れが溜まり、ますます汚れて取れないなんていう悪循環になってしまうので気をつけてくださいね。

実は私、目が細かいサンドペーパーに磨いたことがあり、そのときはすごくきれいになって喜んだのですが、その後細かい汚れが入りこんで全体に黒ずんでしまったという苦い経験があるんですよ。

給水タンク・クリーントレーのお手入れ

給水タンクやクリーントレーは、水アカやカビなどを発生させないように週1回は水洗いしましょう。
特に夏場は油断するとすぐにヌルヌルになってしまいますよ。

給水タンクは、平たい大きなふたと給水の丸いふたが付いていますが、両方とも何だか心もとないのです。
ですので、やさしく扱ってくださいね。

洗剤はニオイの原因となってしまうので、洗剤を使わずに水で手洗いですよ。
食器乾燥機や食洗機は変形や破損の原因になるので、絶対使わないようにしてください。

【関連記事】スチームの吸水経路の水抜きとクエン酸洗浄
スチームの吸水経路も自動で洗浄することができますよ。

とても便利なオーブンレンジのスチーム機能ですが、お手入れを怠ると水蒸気が出なくなったり、水が庫内に流れ出したりなど、故障の原因になってしまいます。 そうならないためには、水抜きやクエン酸洗浄の方法を知ってこまめな手入れを行いましょう。

さいごに

ビストロには、自動お手入れで「庫内」と「脱臭」のふたつがあります。
「庫内」は、スチームで庫内の汚れを浮かせて落としやすくするメニューです。

油のかたまりや食品カスのこびりつきが取りやすくなりますが、焦げ付きには効果が期待できません。

「脱臭」は、臭いの原因を高温で分解するメニューです。
効果はありますが、長続きしません。
庫内の汚れもニオイも日々の小まめな掃除が大事ですね。

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