パナソニックビストロで蒸し魚料理が簡単に スチームの使い方は?

白身魚ときのこの包み蒸し

白身魚ときのこの包み蒸し

パナソニックのビストロのスチームレシピには、シュウマイや小籠包、茶碗蒸しにあさりのハーブ蒸しなどいろいろな自動メニューが用意されています。

そんな中から私が今回作ってみたのが、蒸し魚料理「白身魚ときのこの包み蒸し」です。
材料をクッキングシートで包んで蒸すだけなのに、おもてなし料理にもなってしまいます。
とっても簡単で美味しいのでオススメですよ。

でも、ビストロのスチームの使い方は、蒸し料理だけじゃないのです。
スチームを使うことで、しっとりあたためもカリッとあたためも出来るし、肉や魚の解凍にも大活躍してくれます。

スチームの使い方をマスターすると、料理の幅も広がって時短にもなるので活用してくださいね。

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パナソニックのビストロで蒸し魚料理がとっても簡単

自動メニュー「白身魚ときのこの包み蒸し」の作り方

材料(2人分)
・タラの切り身(白身魚なら何でも) 2切れ(骨なし1切れ60グラム)
・しめじ、えのき茸 合わせて60グラム
・ブロッコリー 2房
・塩、コショウ、塩こうじ 少々
・酒 大さじ1
・液体塩こうじ
・クッキングシート
・かぼす

作りかた

1.タラの切り身に塩、コショウをする。

2. しめじ、えのき茸をほぐして半分に切る。

3. クッキングシート30センチ×2枚に、魚の皮目を上にして、しめじとえのき茸はまわりにのせ酒と塩こうじをふって包む。

4. 給水タンクに満水まで水を入れてセットしたら、ヒーター管の下にくるように包みをグリル皿に並べて、オーブンレンジの上段に入れる。

5. 自動メニューから13番を選んだら、仕上がりを強に合わせてスタートボタンを押す。

このレシピは自動メニューなので、スタートボタンを押すだけでレンジとスチーム加熱の組み合わせで、オーブンレンジが勝手に制御してくれるのです。

スイッチを入れてから1分ほどで、だんだんと蒸気で扉のガラス部分が曇りはじめてから、待つこと15分程度でできあがりの電子音が鳴りました。

扉を開けると湯気と水蒸気が立ち上って、庫内は水滴でいっぱいです。
この水蒸気で蒸されてるわけなんですね。

「白身魚ときのこの包み蒸し」できあがりは?

クッキングシートが旨みを閉じ込めるので、魚ときのこのから出汁がでて、しっとりとして旨みが塩こしょうしただけとは思えない美味しさでした。

お好みでかぼすをしぼり、中ネギの小口切りを散らしていただきました。
今回はタラを使いましたが、白身の魚であれば何でも大丈夫ですし、誰でも簡単に失敗無く作ることができます。

焼き物や揚げ物だとちょっと油断すると焦げたり、火が入り過ぎておいしくなくなったりします。
でも蒸し物、特に包み蒸しはそこまで神経を使わなくても大丈夫なところが嬉しいですね。

包み蒸しは、包みを開くワクワク感や特別感があって何だか嬉しくなってしまいますね。
ちょっと特別なごちそう感もあるので、お客様にも喜ばれそうですよ。

油も全く使用しないのでヘルシーですし、味付けもシンプルでクセもなく、骨が無い切り身を使えば小さなお子さんや高齢の方でも食べられます。

これまでは、蒸し料理って面倒っていうイメージがありました。
大きな蒸し器を棚の奥から引っ張り出して来て、お水を入れて沸騰させる手間や、調理が終わったら乾燥させたりと、結構面倒ですからね。

それがオーブンレンジを使うと、給水タンクに水を入れてセットするだけなので、今まで敬遠しがちだった蒸し料理が身近に感じられて、次は何を作ろうかと楽しみになりました。

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簡単なのに、おもてなしにも使えそうなのも嬉しいところです。
これなら無理なく作れるので定番になりそうです。

ビストロのスチームの使い方は蒸し料理だけじゃない

ビストロのスチームは、蒸し料理だけじゃなくていろいろな使い方があるのですよ。

スチームでしっとりあたため

スチームで水分を補給しながらしっとり・ふっくらあたためができますよ。
ハンバーグや魚の干物、焼き鳥などはレンジであたためようとすると、固くなってしまうことってありますよね。

そんなおかずのあたためには、ラップなしのスチームあたためがいいですよ。
それからウインナーパンやベーコンエピなどの惣菜パンも、スチームあたためがおいしくなるのでオススメです。

惣菜パンのあたためって意外に難しいです。
レンジだけだと水分が無くなって固くなってしまったり、オーブントースターだと表面は焦げるのに内側は冷たいままっていうことありますね。

そんな時は、ぜひスチームあたためを試してみてください。
内側までふっくらとなりますよ。

フライや天ぷらなどをカリッとあたため

市販のコロッケや天ぷらをレンジであたためると、べちゃっとなって全然おいしくないし、油分が多くて気持ち悪くなることってありませんか。

そんなときは、グリル皿を使ってヒーターとスチーム加熱することで、カリッと揚げたてのような食感になりますよ。
自動メニューを選んで、時間を指定したらスイッチを入れるだけなんですよ。

私は油分いっぱいの揚げ物の衣が苦手なのですが、グリル皿であたためるようにしてからは、気にならずにおいしく食べられるようになりました。

食感がカリッとしていることもですが、実際に余分な油分が流れ出てデコボコの溝に溜まるので、さっぱりと食べやすくなるのも嬉しいです。

私は必ずクッキングシートを敷くようにしていますが、一層カリッとサクサクになるし、洗うのも簡単なのでオススメですよ。

スチーム過熱で解凍する

レンジ機能にスチーム過熱をプラスして解凍するのですが、量が少ない薄い肉などに便利です。

しゃぶしゃぶの肉を自然解凍し忘れていたのですが、ラップをせずにスチーム解凍すると、薄い肉がきれいにはがれる解凍ができました。
普通は、まだらに煮えたり表面がカラカラに乾いたり、部分的に凍っているままだったりしますが、そんなことが全くなくビックリしました。

今までみたいに時間をかけて自然解凍しなくても、ハンバーグなどのひき肉料理もすぐに作れるので、とっても楽になりました。
それに包丁で切れるくらいに軽く解凍すれば、再冷凍しても味が落ちることもありませんので、少しだけ使うということもできてしまいます。

発酵も手間無く簡単

発酵には適切な温度と湿度管理、そして時間の設定が必要なのでオーブンレンジでの発酵が一番簡単で失敗がありません。
レンジ意外では、温度を一定に保つためにお湯を入れた容器に密封したり、こたつを利用したりと、なかなかうまく行きません。

オーブンレンジのスチームを使えば、霧吹きやラップもせずにオーブンで35℃~40℃に温度を合わせて、時間を設定すれば失敗することなく発酵ができてしまいます。

このようにスチーム機能は、揚げ物をカリッと温めたり、解凍や発酵と蒸し料理以外にも大活躍してくれるのですね。

さいごに

パナソニックビストロのスチーム機能を使った、蒸し魚料理の「白身魚ときのこの包み蒸し」を作ってみました。

自動メニューですので、付属のクッキングブックの手順とおりにすすめれば、スタートボタンを押すだけで自動で出来上がってしまいます。
特別なコツもなくて、本当に簡単にできるので試してみてくださいね。

蒸し料理は素材本来の旨みを味わうのに、最適な料理だと改めて実感しました。
それが、蒸し器などを準備する手間もなく、できあがるというのはすごいことですね。

ビストロのスチームの使い方は、蒸し料理だけではありません。
揚げ物をカリッと温めたり、解凍や発酵と大活躍してくれるので、上手に使えば本当に役に立ちますよ。

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