ビストロで冷凍や硬くなったご飯のあたため 液晶パネルの使い易さは?

冷凍ご飯のあたため

オーブンレンジ機能のなかでも、毎日使うのがレンジでのあたためですね。
作り置きのおかずやおべんとう、冷凍食品などのあたためや解凍など、毎日大活躍してくれます。

なかでも冷凍や硬くなったご飯のあたためは、シンプルなだけにおいしさに大きく差がでますよね。
私が購入したのは、パナソニックのビストロ604。
ビストロを実際に使った感想を、冷凍ご飯のあたためや、液晶パネルについてまとめました。
参考にしてくださいね。

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ビストロで冷凍や硬くなったご飯のあたため方とコツ

私が購入した、パナソニックのオーブンレンジビストロ604は、ビストロシリーズの中では、最下位機種ですが、レンジ機能はとても充実しています。

冷凍したごはんも美味しく食べられるのでビストロにして良かったと大満足です。
ご飯って、レンジの機種やあたため方によっておいしさが全く違ってきますからね。

■ご飯の冷凍の仕方

ご飯は熱いうちにラップで包んで、冷めたら日付を記入してフリーザーバッグに入れて冷凍します。
冷めて表面がカリカリになってしまうと、いくら上手にあたためても硬いままですからね。

ラップには小さな穴があいているので、必ずフリーザーバッグに入れるようにしましょう。

このとき、厚み2センチ程度に丸く平らにして、なるべく大きさを揃えておくようにすると均等に温まりやすくていいですよ。

自動で冷凍ご飯のあたため

ビストロのレンジ機能で、いちばん簡単なのが自動あたためです。
私は、残ったご飯を冷凍しているので、50グラム~100グラム程度と大きさがバラバラです。
できれば同じ大きさの方が均等に温まるのですが、仕方ありません。

2~3個をラップに包んだままで一度にお皿にのせて解凍あたためするのですが、ここでいくつかコツがあります。

■冷凍ご飯あたためのコツ

・ 一度の量を100グラム~300グラムの間にする。
浅くて平たい、レンジ使用可能なお皿を使用する。
ラップの重なっている方を、必ず下にして一部を開ける。
・お皿は庫内の真ん中に置く。

量が少なすぎると熱すぎたり、多すぎるとあたたまりが悪くなる場合があるので気をつけてくださいね。

また、深くて口の狭い容器を使用したり、ラップの重なりを上にすると赤外線センサーがうまく働きませんよ。
ラップの一部を開けるのは、熱で膨らんで破裂するのを防ぐためです。

これらに注意したら、あとは「1.あたためスタート」を押すだけです。
これだけで、とてもおいしく解凍あたための完了です。
大きさが違う場合も、よほどでない限り均等に温まりますよ。

温度が低いと感じたら再加熱も簡単

もし、温度が低いと感じたときは、庫内に戻してもう一度温めてくださいね。
そのときは、あたためボタンを押すと、液晶部分に設定温度が表示されるので、ダイヤルを右に回して上げておくといいですよ。

初期設定は70℃ですが、前回設定した温度が記憶されていて表示されます。
私はちょっと熱めが好きなので、仕上がり温度を75℃にセットしていますが、いつも丁度いい温度に仕上っていておいしいですよ。

母は、炊きたてのご飯よりもおいしいと言いながらいつも喜んで食べています。
以前使っていた古いオーブンレンジでのあたためでは、ご飯がボソボソになってしまい、全くおいしくなかったのです。
ただ温めるだけなのに、こんなに味に差が出ると思っていなかったので、びっくりしています。

手動でご飯のあたため

自動モードはパパッと簡単、スイッチオンであたため完了なのですが、欠点があります。
赤外線センサーを使用しているため、オーブンを使ったあとなどで庫内が熱くなっているときや、ご飯の量が少ないときはセンサーがうまく作動しないのです。

手動のあたためなら、センサー機能を全く使用しませんので、庫内の温度やご飯の量などにかかわりなく指定したとおりに作動してくれます。

重さが100グラム以下の場合や、赤飯などほんのりあたたかいぐらいがおいしいご飯は解凍の状態を見ながらできる、この手動モードが便利ですよ。

手動あたためはダイヤルを回して指定

操作方法は、ダイヤルを回してスイッチを押すを繰り返しながら「レンジ」「ワット数」「時間」の順番で指定して行きます。

出力は800ワットの強火から150ワットの弱火まで5段階で切替えられるので、あたためるものや調理によって選びます。

豆ご飯やかしわご飯など、大きな具入りご飯は600ワットだと大きな具が破裂する場合がありますね。
そんなときは、低いワット数を選べば大丈夫ですよ。

ワット数には馴染みがなくて最初はとまどいましたが、ガスの火力調節と同じだと考えれば分かりやすくなりました。

冷凍ご飯の量が50グラム程度なら600Wで60秒位、500Wなら90秒ほどでおいしく解凍ができます。

最初は短めの時間で設定して、様子を見ながら延ばしていくと失敗しませんよ。
慣れて行くと出力の選択や時間の目安もわかるようになるので、いろいろ試してみるといいですね。

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スチームあたため機能で硬くなったご飯もふっくら

ラップをしていなかったごはんやおにぎりが冷めて硬くなってしまい、ポロポロしておいしくないっていうことがありますね。

硬くなったごはんをレンジで普通にあたためてしまうと、余計に水分が飛んでしまい、益々ボソボソでまずくなってしまいます。

そんなときは300ワットのスチーム機能を使って、蒸気を噴射してあたためれば、硬くなっていたご飯も水分が補われてふっくらと仕上げることができるのです。

以前は蒸し器を使っていたあたためを、スチームオーブンレンジがダイヤルひとつで簡単にやってくれる時代になったわけです。
蒸し器を出してお湯を沸かす手間も、洗い物や片付けの手間も要らないのですから楽ですよ。

手順はとても簡単で、まずはスチーム用のタンクに水を入れます。
平たい器に入れたごはんを庫内中央に置き、ダイヤルで「レンジ」→「300ワットスチーム」→「時間」を合わせます。

お茶碗1杯分のごはんなら、約2分半~3分程度でふっくら美味しく仕上がりますよ。
ご飯が温かくておいしいというだけで、食事の満足度がアップしますね。

ビストロ604の液晶パネルの使い易さは?

オーブンレンジには、どの機種にも現在の操作の状況が分かる液晶パネルが付いています。
これが無いと手順の確認ができないので、無いと困る表示です。

ビストロ604の液晶パネルは、横55ミリ×縦95ミリでバックライトなしのグレー表示です。

ビストロでも上位機種ならバックライト付きのカラー表示ですが、それに比べると見にくく感じられます。
そんなときは、なるべく目線の高さに合うように設置したり、照明の位置を調節をすることで見やすくすることができますよ。

液晶パネルはダイヤルを回して設定

パネルには、選んだメニュー番号やグルメ皿を入れる棚位置の指示、レンジの出力や仕上がり調節、温度や時間などの操作の手順や状態が順次表示されます。

これらのほとんどの操作や選択を、ひとつのダイヤルで選んでは決定を繰り返しながら設定していくわけです。

例えば、手動でのあたためをする場合、ダイヤルを左回転させてまずはレンジを選びます。
液晶パネルの上部左隅の小さな枠内に、白抜き文字で「レンジ」「スチーム」「グリル」「オーブン」と縦に表示があり、選ぶと点滅するので決定ボタンで確定します。

最初はこの表示が見にくくて分かりにくいかもしれませんが、慣れてしまえば気にならなくなりますよ。

次に出力を150W~800Wのなかから選んで決定、最後に時間を合わせてスタートを押すと加熱が始まります。
あたため最中の液晶パネルには、残り時間や現在の温度が大きく表示されるので、とても分かりやすいです。

加熱途中の確認や追加加熱も簡単

途中で扉を開けて食品の状態の確認もできますし、スタートボタンを押せばそのまま再開して続けられます。
加熱が終了したあとでも、追加加熱の表示中ならダイヤルで時間延長の設定もできますよ。

慣れないうちは、時間の目安が分からないから、仕上がりをみながら何回も追加加熱しますが、最初から設定し直さなくていいのが、嬉しいです。
様子を見ながら途中でやめたり、追加したりができるので安心ですね。

分からなくなったら取消ボタン

ダイヤル操作は、回転がとても軽くて思わず回し過ぎてしまったり、左右を逆に回して今がどこの場所にいるのか分からなくなることもあります。
階層をひとつひとつ決定していくので、戻るのが大変なときもあるのです。

分からなくなるとあせってしまい、ダイヤルをクルクル回して益々慌てるなんていうことにもなりますが、そんなときは右下の取消ボタンを押してくださいね。
そうすれば初期画面に戻るので、最初からやり直すことができますよ。

慣れるまでは少し見にくく感じてしまう液晶パネルですが、表示をゆっくり確認することで今の状態が分かりますし、今後の手順も表示されます。

私も最初のうちは、表示の意味が分からないことが多かったのですが、取扱説明書を片手に確認することで慣れました。

さいごに

ビストロでの、冷凍ご飯あたためはとてもおいしいです。

冷凍ご飯の自動あたためのコツは、
・100グラム~300グラムの間で使用する。
・浅くて平たいレンジ可能なお皿を使用して、庫内の真ん中に置く。
・ラップの重なり部分は必ず下にする。

これらを無視すると、上手にあたためられませんよ。

自動あたため以外でも、手動やスチームを使った方法などから選べます。
量が少ない時や庫内が熱くてセンサーが機能しないときや、様子をみながら好みの状態に解凍したい場合などは、手動モードが活躍してくれます。

スチームを使えば、ボソボソで硬くなったご飯もラップなしでふっくらと温めることができます。

レンジの出力や仕上がり調節、温度や時間などの現在の情報や操作の状態が表示されるのが液晶パネルです。

ビストロ604は、バックライトなしの白黒なのでカラーに比べて見にくいですが、目線と同じ高さに設置したり照明の位置を調節することで見えやすくなりますよ。

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