オーブンレンジの置き場所の高さと設置するスペースや注意することは何?

オーブンレンジを新しく買う場合、まずは置き場所の確保が第一です。
けれど、キッチンのどこに置くのがいいのか迷いますよね。

できるだけ使いやすい置き場所で、高さはどれくらいがいいのか。
キッチンでのベストな場所はどこか、設置のスペースはどれくらい必要かなどについて、日々使いながら分かった、設置についての注意をまとめました。

実際に使ってみて初めてわかることって意外と多いので、読んで参考にしてくださいね。

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オーブンレンジの置き場所の高さのベストは?

オーブンレンジを新しく買おうと思ったら、機種やメーカーを決めるのも大事ですが、まずは置き場所の確保が第一です。

買ってきたのはいいけれど、置き場所を決めていなくて困ったとか、思ったより大きくて置くことが出来ないなんていうこともありますよ。

オーブンレンジの置き場所で、まず気をつけたいのが高さです。
使う人が胸の前から手を伸ばして、オーブンレンジの扉が10~15センチ下にあり、天板やお皿を庫内から無理なく取り出せる高さに置くのがベストです。

私の場合は身長が155センチですので、オーブンレンジの上部が床から125センチ位のところにあるのが、一番使いやすい高さと言えます。

我が家の場合、オーブンレンジを置いているキッチンカウンターの高さ80センチ+厚さ1センチの板+オーブンレンジ本体の高さ35センチで合計116センチとなり、私には少し低く感じます。

そのため、グリルやオーブンで庫内の上段を使用する場合は、天板の出し入れや料理の焼き加減を見るときに、少しかがんだ体勢となってしまいます。

料理が熱くて重い場合は、取り出すときに中腰になるので、不安定でちょっと使いにくいと感じます。

特に茶碗蒸しのように高さがある陶器の器が何個もある場合は、バランスが悪く重いこともあり取り出しにくくて怖いので、なんとかしなくてはと考えているところです。

複数の人が使う場合は、一番身長が低い人が無理をしない高さに合わせるようにしましょう。
高い位置の天板を無理して出そうとするとひっくり返ったりして、とっても危険なので気をつけてくださいね。

一般的なキッチンカウンターの高さは、80センチ・85センチ・90センチのいずれかです。

低い場合は台などで調整しますが、耐重性や耐熱性を確認して選ぶようにしてくださいね。
オーブンレンジの重さは、10㎏から重いものだと25㎏もあるので、ステンレスやスチール製のキッチンラックはしっかりしていて汚れにも強いのでオススメです。

オーブンレンジの設置スペースは?

オーブンレンジの大きさそのままが、設置スペース(設置寸法)というわけではありません。
外寸 + 壁などから離さなければいけない空間=設置スペース です。

オーブン機能を使うと庫内はもちろん本体も熱くなりますし、スチーム機能付きのものは、水蒸気を外に排出するタイプのものもあります。

それらの熱や水蒸気が籠もらないように逃がすために必要な空間が、機種ごとに決められているのです。

壁などに左右背面ピッタリと設置して大丈夫な機種もありますが、少ないものでも3センチ程度、多い機種では15センチも空間を空けなければいけません。

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置く場所が決まったら、設置空間を測っておいてオーブンレンジを購入する時は必ず左右後ろ上部の空きスペースを加えて、置くことができるかの確認をしてくださいね。

空きスペースとともに注意したいのが、周囲の壁面や棚などの材質です。
スチーム機能付きで水蒸気を外に出すタイプのものは、特に注意してくださいね。

水蒸気や排気があたる部分が化粧板や壁紙などで熱に弱い材質だと、時とともに変質や劣化、変色がおこったりしますよ。

また、食器棚や閉ざされた場所に置いた場合は、熱がこもり放熱ができなくて故障の原因にもなってしまいます。
棚が引き出せるタイプのキャビネットなら、使うときだけ引き出せるので熱もこもりませんし、省スペースにもなるので便利です。

このように考えるとなるべく左右背面、特に上面はできる限りスペースを多くとるか、タイルやステンレスなどの熱に強い材質の場所に置くと安心できますね。

また、本体の上やまわりに燃えやすいものや熱に弱い物は、置かないようにしましょう。
私は、無意識に上部や横にキッチンペーパーやティッシュペーパー、新聞を置いてしまうので、本当に注意しなければと思っています。

オーブンレンジの設置で注意することは?

オーブンレンジ設置の高さやスペース以外に、注意することについてお伝えしますね。

コンセントは専用に

エアコンやドライヤーを一緒に使ったらブレーカーが落ちた、という経験はありませんか。
ひとつのコンセントから使えるのは15アンペアまでなので、消費電力が大きい器具を一緒に使うとブレーカーが落ちやすくなりますよ。

オーブンレンジも消費電力が高いので、そうならないためにもたこ足配線はやめて、専用のコンセントでアースを取り付けると安心です。

壁のコンセントから距離があり、延長コードを使わなければいけないときは、たこ足配線を避けるために口数が1つのものにしておきましょう。

【関連記事】
「コンセントは専用がいい理由」詳しくは、こちらの記事をお読みください。

電子レンジは消費電力が高いので、安全に使うための注意として必ず守ることがあります。 台所には消費電力の高い、水を使うことも多いので注意が必要です。 電子レンジを安全に使うために、コンセントやアースについてまとめたので参考にしてくださいね。

テレビや電話から離す

テレビやラジオから4メートル以上離れているかについても、確認してくださいね。
電子レンジの電磁ノイズ(不要電波)によって、テレビ画面が真っ黒になったり壊れてしまう場合もあるので、最初から離しておくことをおすすめします。

障害物はないか?

その他に気をつけたいのがオーブンレンジの扉を全開したときに、まわりのものに引っかかったり邪魔になったりしないかということです。

我が家の場合はオーブンレンジの前に食卓の椅子があって、人が座ると扉が引っかかることに後で気がつきました。

引っかかるだけでなく、オーブンレンジから調理したものを取り出すときに目の前の食卓に座っているので頭越しに手を伸ばすなんていることになってしまいます。

特に天板は手前側に水平の状態で引出しますので、1メートルほどの空間は確保しておきたいですね。

このように、日頃は閉じている扉を開いたり、人の移動によってどうなるか?なんていうことも想像してみるといいですよ。

さいごに

オーブンレンジの置き場所の高さは、自分の身長より30センチ程度低い位置に本体の天井が来るのが目安です。

複数の人が使う場合は、いちばん身長が低い人が無理をしない高さに合わせるといいですよ。

オーブンレンジ設置のスペースは、本体寸法プラス空間で決まります。
機種ごとに決まっている左右・背面・上部の3センチ~15センチ程度の空間を確認して設置スペースを確保しましょう。

スペースとともに気をつけたいのが、左右や上部の壁などの材質です。
蒸気の出口や排気口に近い部分の材質は、化粧板や壁紙などの劣化しやすいものは避けた方がいいですよ。

また、設置の注意としてコンセントは単独でアースを取り付け、テレビやラジオから4メートル以上離すことをオススメします。

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