単機能レンジ・オーブンレンジ・オーブントースターの違いでどっちがいい?

単機能レンジとオーブンレンジ

単機能レンジとオーブンレンジ、オーブントースターの違いは?

単機能レンジにオーブンレンジ、オーブンとオーブントースター、いろいろあって違いが分かりにくいですね。
私も最初は混乱したのですが、整理して違いをまとめたので参考にしてください。

それぞれの機能や得意なこと、価格も異なるので違いを知って、自分にぴったりのものを選びましょう。

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単機能レンジとオーブンレンジの違いは何?

単機能レンジは、レンジ機能のみ

単機能レンジは、電子レンジ機能だけでグリルやオーブン機能は付いていません。
とってもシンプルですね。

電子レンジって火も熱も使わなくて目にも見えないのに、スイッチを入れたほんの数分後にしっかり食品があたたまります。
凍ってカチカチだった冷凍ご飯が、ふっくらつややかな湯気をたてているなんて、まるで魔法のようです。

電子レンジは、短い波長の電波「マイクロ波」が食材の水分を激しく振動させて、その摩擦熱で内側からあたためます。
手のひらを勢いよく擦り合わせたら、暖かくなりますよね。

それをもっと激しく小刻みに振動させることで、温度が高くなると考えたら分かりやすいですね。
食材を内側からじわっとあたためるので、表面に焦げ目はつきません。

あたためだけと思ってしまいがちな電子レンジですが、煮物がおいしくできますし、揚げ物風や炒め物風など工夫次第でメニューが増えますよ。

耐熱ガラスボウルに食材を入れて、ふんわりラップをかけて蒸し煮にしたり、サツマイモやジャガイモをまるごとラップに包んでレンジにかければ、栄養分も逃さずホクホクに仕上がります。

火や熱を使わずに調理ができるので、真夏など暑い時には重宝しますよ。
火を使ってる真夏の台所って地獄ですから、本当に助かりますね。

単機能レンジの価格帯は、6,000円~15,000円程度とお手頃で機能も操作もシンプルです。

オーブンレンジは、ヒーターをプラス

電子レンジにヒーターをプラスしたのが、オーブンレンジです。
電子レンジはマイクロ波ですが、オーブンは赤外線で外側から食べ物を熱して焼きます。

ヒーターをプラスしたことで、グリル機能で鶏肉や魚をこんがり焼いたり、オーブン機能を使ってかたまり肉にじっくり火をとおすローストビーフや、パウンドケーキにシュークリームなどの本格的なお菓子を作ったり、パンを焼くこともできちゃいます。

電子レンジとしての機能はそのままに、魚焼き器+強力なオーブントースター+蒸し器の機能がひとつになったのが、オーブンレンジです。

オーブンレンジってフライパンや鍋に比べて、最初はちょっと敷居が高いですが、使いこなすと1台で何役にもなるのですね。

また、温度や時間の指定もできるので側にずっと付いている必要もありません。
使いこなせれば、とっても便利な道具なのです。

価格帯は、20,000円~160,000円台と幅が広く、機能が増えるほどに操作が複雑になっていきます。

オーブントースターとオーブンの違いは?

オーブントースターは、パンのトーストだけでなくお餅を焼いたり、コロッケや唐揚げなどのあたためることも得意です。
ですが、庫内が狭く火力も弱く温度も上がりませんので大きなものや量が多いものには向きません。

我が家では、干物を凍ったまま焼いたり、鮭のホイル焼きやグラタンなどと毎日大活躍しています。

古い機種のため、火力は250Wと1,000Wのふたつのみで、タイマーで時間を合わせるだけの簡単操作です。
250Wはパワーが弱過ぎて、1,000Wは温度が上がり過ぎるのかすぐに切れてしまうことが多く、急いでるときはイライラしてしまいますが、それでもとても重宝しているのですよ。

それに比べてオーブンレンジのオーブンやグリル機能は、新しく買い換えるまでのここ一年ほど、全くと言っていいほど使っていませんでした。

その理由は、

1.食パンのトーストやグラタンは、焦げ目がすぐにつくオーブントースターが断然便利。

2.ホイル焼きや揚げ物のあたためは、少量であればオーブントースターのほうがお手軽。

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3.オーブンでしか作れないパウンドケーキやシフォンケーキは、砂糖やバターの量が気になりだして作らなくなった。

オーブントースターは、オーブンに比べて小型なので庫内温度が低かったり食材と熱源が近いことで、表面が焦げて内部まで火が通らなかったりします。
また、高温になったらヒーターが切れるだけのものがほとんどなので、思うように調節ができません。

私は、オーブントースターで焼くときは、アルミホイルを焦げそうな部分にかけたり、扉を開けて温度を下げたりして工夫しています。
それでも場所によってのムラはどうしようもありませんし、すぐに切れて時間がかかったりします。

そのぶん、短時間で焦げ目を付けるのが得意なので、食パンのトーストやグラタンなどこんがり焼くのが上手なのです。
オーブントースターには自動掃除機能は付いていませんし、露出しているヒーター管に汚れが付くとなかなかとれなくて困ります。

オーブンは、温度と時間の管理がしっかりできて庫内の温度を上げてその熱で焼くので、中までしっかりと火をとおすことができます。
庫内もオーブントースターに比べて広いので温度も一定に保ちやすく、シフォンケーキなどのお菓子やパンを焼けます。

また、最近のオーブンには自動の掃除機能で庫内の汚れを浮かせて取ることができるようになり、掃除が楽になりました。

電子レンジとオーブンレンジどっちがいい?

単機能レンジとオーブンレンジのレンジ機能を比較してみると、オーブンレンジの方が優秀です。
もちろん価格帯にもよりますが、オーブンレンジの方が自動あたためのセンサーの機能が優秀だったり、温度設定ができるなど、ただあたためるだけではない多くの便利がプラスされています。

私の場合は、冷凍のお肉を少しの分量だけ半解凍して料理に使いますが、このとき温度設定機能が無いと全解凍になってしまい再冷凍すると味が落ちてしまいます。

また、スチーム機能付きのオーブンレンジだと水分を補給しながらしっとりとラップなしであたためができますし、解凍ムラを抑えることも可能なのですね。
冷凍肉まんやシュウマイを温めたらパサパサになってしまった!なんていう残念な思いをスチームだとせずに済みますしね。

焦げ目がつきやすい機能を付けた機種では、オーブントースターのようにこんがり素早く焼くことも得意だったりします。

お手入れについても、昔の機種とは違って自動お手入れ機能で手間をかけずに汚れを浮かしたり、庫内の材質を工夫して汚れが付きにくくなったりしています。
ですので、以前のように油で庫内がベトベトになってしまうということはなくなりました。

オーブンレンジは1台でレンジ、グリル、オーブン、スチームと4役をこなします。

それらの4つの機能の便利な部分を組み合わせて、時短で手間を省いて毎日のおかず作りを手早く済ませられたら最高ですね。
私は、レンジ単機能ではなくオーブンレンジを買うことにしました。

さいごに

オーブンレンジは、電子レンジ機能にヒーターを付けたもので、グリルやオーブンとしても使えます。
単機能レンジは、価格も低く6,000円位からあり操作も機能もシンプルなので、おべんとうやおそうざいなどのあたためにしか使用しないのであれば買いですね。

またオーブントースターとオーブンの大きな違いは、オーブンは温度と時間の管理がしっかりできること。
温度管理で、大きなかたまり肉などもしっかり中まで火をとおすことができるので、タイマーで時間を設定すれば、ほったらかし調理も可能になります。

オーブントースターは、表面の焦げ目を短時間で付けるのが得意なので、グラタンや食パンのトーストなどに向いています。

オーブンレンジは、1台でレンジ、グリル、オーブン、スチーム機能で時短料理が可能です。
また、単機能レンジに比べてあたための機能が充実しています。

私の場合は、オーブンレンジのスチーム付きを購入したことで、あたためも手間無くおいしくできますし、料理もほったらかしで時短になりました。

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