夏バテのむくみの原因と解消の方法は?足のストレッチは?

むくみ

夏バテのせいか、夕方に足のむくみが気になったり、朝起きたら顔がむくんでいたなんていうことはありませんか。

仕事の帰りに靴を履こうとしたら、足がパンパンにむくんでいて靴が窮屈で困ったなんていうこと多いですね。

夏バテでむくみがひどくなると、足のだるさや体が重たいなどの症状がでることもあるので早く解消したいものです。

この記事では、夏バテのむくみの原因と解消する方法をまとめました。
むくみの解消は食べ物やストレッチにマッサージなどのやり方を紹介します。

ストレッチは、仕事の途中でも机に座ったまま簡単にできるので、試してみてくださいね。

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夏バテのむくみの原因は?

夕方に靴を履こうとしたら足のむくみが原因で、靴が窮屈なことってありますね。

人の足は夕方になると朝より少し大きくなるのは普通のことですが、夏場にむくみがひどくなったら、夏バテのサインかもしれませんよ。

足首のソックスの跡がなかなか取れないとか、足のすねを指で押すとへこんだままでなかなか元に戻らないなんていうのもむくみです。

むくみとは

体の中の血液は、心臓から動脈を通って全身を巡っています。
血液は動脈から体の隅々へ毛細血管を使って運ばれた後、血液の成分が細胞に染み出て栄養を運びます。

本来ならこの細胞の間の水分は、静脈やリンパ管に運ばれて排出するのですが、夏バテなどでこの流れが悪くなるのが原因で、水分や老廃物が皮膚の下に溜まってしまいむくみとなるのです。

夏バテのむくみの原因

夏バテでむくみが起こりやすいのは、水分と汗が関係しています。
体の水分が多くても少なくても、むくみや体が重いなどの夏バテの原因になってしまいます。

水分が多すぎるのが原因

夏はのどが渇いて水をガブ飲みしてしまったり、水分を取らなければと思うあまりに、水を多く飲み過ぎてしまうということもありますね。

水分や塩分の摂り過ぎが原因で血液の中に水分が増えると、外の細胞にしみ出して排出しにくくなりむくみとなります。

水分が不足しているのが原因

夏は汗を多くかくので、水分不足になりがちですね。
ビールなどのアルコールやコーヒーなどは利尿作用があるので、水分を取っているつもりが逆に排出していることになるのですよ。

体の中の水分が足りないことが原因で、血流が悪くなり血液の中に動脈から流れてきた水分を静脈が吸収できなくなって、滞ってむくんでしまいます。

夏バテのむくみを解消するためには?

水分や塩分を摂り過ぎが原因の夏バテや体のむくみを解消するためには、なす・トマト・キュウリ・ゴーヤなどを積極的に食べるといいですよ。

なすやトマトなどの夏野菜にはカリウムが多く含まれていて、ナトリウム(塩分)や老廃物を体の外に出してくれるのです。

カリウムには、腎臓が尿酸やたんぱく質などの老廃物を尿と一緒に排出する働きを助ける力もあるので、むくみにくくなるのですね。

トマトやキュウリには水分がタップリ含まれていますが、その水分が体にとどまるということはないので安心して食べることができます。

また、なす、キュウリ、トマト、ゴーヤは「涼性・寒性」で食べると体の熱を冷ましてほてりを解消する働きがあるので、夏バテにはピッタリの食材なのです。

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カリウムを多く含む食材

体のむくみを解消する、カリウムを多く含んだ食材を紹介しますね。

・大豆製品:豆腐、納豆、おから、きなこなど
・イモ類:里芋、さつまいも、じゃがいもなど
・魚介類:いわし、鮭、まぐろの赤身など
・肉類:牛ヒレ肉、豚ヒレ肉、鶏ささみ、鶏レバー、馬肉など
・乳製品:牛乳、ヨーグルト、カマンベールチーズ、カッテージチーズなど
・野菜:ほうれん草、枝豆、かぼちゃなど
・果物:バナナ、夏みかん、スイカ、りんごなど
・海藻類:昆布、わかめ、ひじき、のりなど

カリウムは水や熱に流れやすい性質があるので、野菜や果物はなるべく生で食べた方が無駄がありません。

イモ類などは味噌汁やスープにして、汁ごと食べられように調理すれば無駄なく摂取できますよ。
毎日の食事に上手にプラスして、夏バテのむくみを解消してくださいね。

夏バテでの足のむくみを解消するには?

心臓から足に送られた血液は、ふくらはぎの筋肉が収縮してポンプ機能で心臓に戻されます。

ずっと座りっぱなしでいるとこのポンプ機能が悪くなって、戻る力が弱くなり余分な水分が足にたまってしまうのです。

足のむくみはちょっとしたストレッチやマッサージを取り入れるだけで、足が軽くなるので試してみてくださいね。

座ってできるむくみ解消ストレッチ

デスクワークなどで一日中座りっぱなしの場合は、血流を良くするストレッチだけでも、むくみが軽くなります。
仕事中に机に座ったままでやってみてくださいね。

■かかとを上げたり下げたりを繰り返す
猫背にならないように腰を立てて椅子に座ったら、つま先は床につけたままでかかとをできるだけ上げて5秒程度キープしたあと、かかとを床に戻します。
今度はかかとを付けた状態で指先をあげてキープします。
これを何回か繰り返すだけですが、ふくらはぎが伸びて気持ちがいいですよ。

■足の裏を刺激
足裏刺激グッズやゴルフボールなどを足の裏でコロコロ転がします。
足の裏にはたくさんのツボがあるので、これだけでも刺激になりますよ。

ふくらはぎのマッサージ

ふくらはぎをマッサージすることで、水分や老廃物が足にたまりにくくします。
床でも椅子に座った状態でもいいので、片方の足の膝を立てて座ります。

両手の人差し指と親指で輪を作ったら足首を掴んで、膝にむかって擦り上げます。
下から上に擦り上げるのを何回か繰り返します。

擦り上げるだけでなくふくらはぎを両手の手のひら全体で包み込んで、ギュッギュと下から上に押し上げるのも効果があります。

血液やリンパの流れを感じながら、無理せず自分が気持ちいいと感じる力加減で行ってくださいね。

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さいごに

夏バテのむくみの原因は、水分や塩分の摂りすぎや水分の不足です。
余分な水分や老廃物の排出がうまくいかずに、皮膚の下に水分がたまったのがむくみなのです。

余分な水分などを排出させて夏バテやむくみを解消するには、トマトやキュウリなどの夏野菜を積極的に食べるといいですよ。
夏野菜や果物にはむくみを解消するカリウムが多く含まれています。

足のむくみを解消するためには、ふくらはぎのポンプ機能を高めるストレッチやマッサージも効果的です。
ストレッチは、デスクワークの途中でも簡単にできるので試してみてくださいね。

■ 夏バテの予防や解消方法についてまとめています。
  夏バテのまとめ記事はこちら

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