梅雨の洗濯物 浴室干しの早く乾く干し方と扇風機の使い方

浴室干し

梅雨時に、洗濯物が外に干せなくて困っていませんか。
ベランダや屋根がある場所でも、風が強いと斜めに雨が降りこんで干すことができなくて困ってしまいます。

そんなとき、家に乾燥機が無いと部屋干しすることになりますが、どこに干していますか。
部屋に洗濯物が干してあるとうっとうしいですし、室内の湿気が増えてしまうので、梅雨の洗濯物は浴室に干すのがいいですよ。

この記事では梅雨の洗濯物について、浴室干しがいい理由と早く乾く干し方についてまとめました。

洗濯物の干し方を少し工夫するだけで、乾く時間を短縮することができますよ。
また、扇風機や換気扇の使い方についてもお伝えします。
梅雨時の参考にしてくださいね。

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梅雨の洗濯物は、浴室干しがいい理由

雨続きの梅雨の洗濯物を仕方なく部屋干しするときは、どこに干していますか。
私はベランダに干していたのですが、風が強くて雨が降り込んだり、何となく湿気が多くて、洗濯物がしんなりしていたんです。
そこで、浴室に干すようにしたら、随分と乾きが良くなって嬉しくなりました。

梅雨の洗濯物は、浴室干しがおすすめな理由

■浴室は広さがコンパクトで換気扇もあるので、効率良く換気ができる。
■壁や天井がタイルなどの湿気を吸収しない材質である。
■入浴以外の時間は、浴室を使用しないので洗濯物を干しても邪魔にならず、来客があっても大丈夫。
■洗濯機などのランドリーの場所と近いので、洗濯物を手間無く干せる。
■ハンガーを掛けるツッパリポールが取り付けやすい。

もともと浴室は湿気を排除するつくりになっていますし、広さもコンパクトで換気扇や窓もあり、除湿に最適な空間です。

しかも入浴以外の時間は、空室なうえ洗濯機と近い場所にあるので、何かと便利ですよ。

夜、お風呂に入っている間に洗濯を済ませ、その後干してから就寝すれば、時間の無駄もありません。

梅雨の洗濯物を浴室干しするときの注意点

1.湯船のお湯を抜いて、フタをする。
2.換気扇を回して窓も開けて、熱や湿気をなるべく屋外に出す。
3.スクイージーなどで壁や窓の水滴を取って、タオルなどできれいに拭く。
 
お風呂上りの浴室は、熱気と水蒸気がこもっているのでそのままでは洗濯物がなかなか乾きませんしニオイがついてしまうこともあります。

面倒ですが洗濯物を干す前に、浴室の水分を取るひと手間が、時間短縮になりますよ。

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梅雨の洗濯物が早く乾く干し方

洗濯物が乾くためには、表面の湿った空気を乾いた空気と入れ替えることを繰り返さなければいけません。

そのためには、洗濯物の表面積を広くして空気がなるべく当たりやすくすることですね。

洗濯物が早く乾く干し方

■しっかりと脱水する
脱水の仕方が足りないと、干し方を工夫しても乾くまでに時間がかかってしまい、菌が繁殖しやすくなります。

脱水したシワが気になるときは、バスタオルで挟んで叩けば伸びますし、水分も吸収するので、その分早く乾きます。

■洗濯後は、すぐに干す
洗ったあと洗濯機の中に入れっぱなしにしておくと、菌が繁殖して臭いの原因やカビが生えることもあるのですよ。

うっかり取り忘れて気がついたら、ソックスがカビカビになっていたなんていうこともあるので、注意してくださいね。

■表面積を広くして干す
表面積を広くするのが、早く乾く干し方のポイントです。
洗濯物をひっくり返して、縫い目がある方を表に出したらボタンやファスナーは全部開けて、袖などの重なる部分は広げるように洗濯ばさみで留めて干します。

二重になっている部分も乾きにくいので、ポケットなどは引っ張りだしておきます。

また、バスタオルなど大きなものを広げて干せない場合の干し方は、ピンチハンガーに蛇腹に留めて空間をとり、風があたりやすくします。

■ハンガーは厚みがあるものを使用する
ハンガーに厚みがあれば洗濯物の内側に空気が通るので、その分乾きが早くなるのです。
1本の針金ハンガーの場合は、両端を手前に曲げて立体的にすることで、風が通りやすくなりますよ。

■ズボンなどはピンチハンガー(角ハンガー)を使用する
ズボンなどの筒状のものの干し方のポイントは、内側に空間を作ることです。
筒状の部分が丸く広がるように干すことで、内側にも風が通りやすくなりますよ。

■便利なハンガーを利用する
フード付きの服やタートルネックのものは、その部分だけなかなか乾かないことがありますね。

そんなときは、フード部分を立ててひっかけたり、タートルネックを伸ばして干せるハンガーがあるのです。
100均にも売っているので、便利なハンガーを使ってみるといいですよ。

梅雨の洗濯物は扇風機を使うのがおすすめ

梅雨に洗濯物を浴室干しするときは、そのまま干すだけでは乾くのに時間がかかってしまいます。

浴室乾燥機や除湿機が無い場合は、扇風機を使うのがおすすめですよ。

浴室干しの扇風機の風の当て方

洗濯物どうしが重ならないように干し方を整えて、ハンガーが扇風機の風で動かないようにクリップで竿に固定します。

扇風機の風が洗濯物全体に行き渡るように、斜め下から当てます。
このとき注意するのが、できるだけ洗濯物全体に風が回るように扇風機の角度や首振りを調整することです。

扇風機の風が同じ場所にしか当たらないと、まだら乾きになってしまいますよ。

換気扇と浴室の入口

換気扇を回し、浴室の入口のドアを少し開けておきます。
浴室に風を通すためには、風の入口と出口をつくる必要があるからです。

換気扇で湿った空気を外に出すためには、空気の入口がないと換気がうまくいかないので、入口のドアか窓を少し開けておきます。

できるだけ、換気扇と一直線になるようにドアを開けますが、高い位置と対角線上の低い位置が開いている方が風の通りが良くなりますよ。

入口のドアを開けると湿気がそちらの部屋に出て行くので、こもらないように換気して出口をつくってくださいね。

さいごに

梅雨時の洗濯物は、浴室干しがいいですよ。
浴室はコンパクトで換気扇や窓もあるので、除湿するのに最適です。

お風呂あがりに浴室の熱気や湿気を取り除いたあとに、洗濯物を干して就寝すれば、時間も有効に使えます。

洗濯物が早く乾く干し方は、なるべく表面積を広くなるように工夫することです。
そのままではなかなか乾かないので、浴室乾燥機や除湿機が無い場合は、扇風機を使うのがおすすめです。

洗濯物の斜め下から、扇風機の風をまんべんなく当てることで早く乾かすことができますよ。

風の通り道を作るために、換気扇を回して入口のドアを少し開けることも忘れずに。
梅雨の洗濯物がすっきりと乾けば、気持ちも軽くなりますね。

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